黄の仮面・・・僕ちんこそが頂点
僕ちんは全ての人間の頂点に立つ男
全ての人間は膝まずき、僕ちんに頭を下げる
僕ちんの上など存在させない。
だがなんだ?自らを神と名乗る。無礼者は・・・
コイツは絶対に許さない。
が、その前にコイツの言うバトル・ロワイアルに興味が湧いた。
コイツを殺す前の余興にはちょうど良い。
全ての頂点に立つ僕ちんが負けるはず無いのだから・・・
霧が晴れ、広場が出現した。
いつの間にか神と名乗る無礼者は姿を消し
僕ちんの目の前に人が姿を見せる
「2人・・・か」
赤と橙の仮面
僕ちんも付けられた黄の仮面を見る限りでは奴等のと形状は同じ
と、考えるとバトル・ロワイアルの相手はあの二人か?
それとも・・・
「おい!お前は誰だ?名を名乗れ!」
はぁ?僕ちんに命令だと?
無礼者が今すぐ殺す。格下風情が・・・
僕ちんは決めたら動くと決めたらやる男
普段は下僕の仕事だがこの場合仕方あるまい
僕ちんに命令した。あの橙色の仮面の男に生きる価値は無い
ー死ね
「無礼者が!このゴミくず風情が・・・!今すぐ殺してやろう。僕ちん直々に
な!そう、僕ちんの名は・・・」
「はーい、ストップッ!」
気づくと神と名乗る無礼者が僕ちんと橙の間に立っていた。
「始まる前から戦われたら迷惑だよ。全くもう」
「ちっ」
「僕ちんの前で舌打ちするか?良い度胸だ。始まったらすぐに殺してやる。」
「その喋り方、やはり貴様・・・」
「まぁまぁ、後でやって、次の娘連れてきたから」
次の娘?
よ~く見ると神の後ろに藍色の仮面を付けたヤツが立っていた。
服装はとても汚い、ごみ溜めから来たような汚さ
髪もカピカピ、
人間なのか?汚ならしい・・・
「ガビはガビと言うの。よろしくなの」