黄の戦士・・・デリーター
僕ちんは頂点に位置する者
選ばれし存在
人間どもは僕ちんに頭を垂れ
跪く
僕ちんに逆らうものはいない
はずだった。
だがコイツは違う。
何度も僕ちんの前に立ちふさがり。僕ちんの邪魔をする
目障りだ。死んでしまえ!
決着の時だ。
終わりだ。ゴミ虫
最強の武器で相手をしてやる。
「神と名乗る無礼者!取引だ。」
「おお~鬼気迫る状況だね。で、どうするんだい?秘策とも思えたゾンビは紫に取られたし、打つ手無しかい?」
「バカにするのもいい加減にしろ、下民!取引だ。」
「もう慣れたよ。上から目線も、そうすることで偉く見せたいんだろ?笑えるね。笑いすぎて泣けてくるよ。じゃあ聞こう。何を失い、何を得る?」
「僕ちんが所有する全財産、そして金有財閥が所有する全ての物、もとい金有財閥という存在自体を懸けよう。あんなものは用済みだ。」
「大きく出たね。で、それだけの物を懸けていったい何を得る?」
「武器だ。絶対に相手を殺せる武器をよこせ」
「よかろう。取って置きのあれを出してやる。」
取って置き、弱かったら承知せん。
「これさ!名を、デリーターという。」
デリーター、削除するもの
「殺せる武器か」
「殺すんじゃない。無力化だ。この剣自体に殺傷能力は無い」
「無礼者!なめておるのか!」
「なめてない。取って置きと言っただろ?少なくとも今参加者が使ってるどの武器よりも強い。何たってデリーター、削除する者だからね。」
「削除すると殺すでは何が違う!」
「削除するのは命じゃない、ステータスだ。」
「ステータス?」
「つまりはこの剣が触れた無機物のステータスがゼロになるということだ。銃弾やビームは触れた瞬間消滅し、触れられた武器は威力を失う。ま、使ってみれば解るさ。」
「バカにしやがって、僕ちんの力を見せてやるわ。」




