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橙の仮面・・・怒り

俺の怒りは収まらない。

この橙色の仮面を付けてる今でさえ・・・

俺を見た人間は「一体何に怒っている?」と思うだろう

恐らく目の前のアイツ

赤仮面の女も同じことを思っているだろう。

赤仮面の女ー クヨンドと言ったか、俺にとってはアイツの方が不可解だ。

クヨンドと言う名前、あれは十中八九偽名だろう。

アイツはとても気にくわない

何が気にくわないかと言えば一目見た だけでもかなりある。

まず、なぜアイツは自我を保っていられる?

神に強引に呼び出され何の説明も無しに放っておかれ、普通の人間なら混乱するはずだ。

パニックになるはずだ。だがアイツは違う

バカとか天然とは次元が違う、レベルが違う

偽名まで使い、神の野郎が言ったバトル・ロワイアルを意識しているからだ。

状況を飲み込んでいる。

恐らくアレが普段のアイツなのだろう。

なぜ普段のアイツのままでいられるのだ。

どんな、人生を送ればあんな人間になれる?

興味深い

その時だ。再び神の野郎が人を連れてきた。

「黄色・・・?」

今度は黄色だ。赤の次は黄色の仮面・・・

身長が低く一見すると子供のようだが、歩き方、どす黒いダミ声で大人だと解る。

「僕ちんに指図する出ないわ。どこだと聞いている!いずれ僕ちんが居ないことに気づいた我がグループが、総力を持って僕ちんを探す。」

我がグループ?

「そうなればこの居場所も貴様の正体も全て公に晒し重い罰を与える。解ったらさっさと僕ちんを解放しろ無礼者!」

神の野郎は高々に笑いだし腹を抱えた。

「罪を与える?神である私に?ハハハ、面白い人間もいるですね。まぁいいでしょう。思いしりなさい。人間、貴様らが上位種だと思うな。上には上がいる。人間ごときが図に乗らないことですね。」

どこか神の野郎が怒っているように見えた。勘だが・・・

黄仮面の男、俺の嫌いなヤツの臭いがする。

まさか黄仮面の男は・・・

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