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出会い・・・結末はまだ知らず

気が付くと神はいなくなっていました。

詳しい説明も無しに・・・

神が消えてすぐに霧が晴れ

目の前に人がいました。

神ではなく正真正銘人です。

肩幅や毛並みから察するに男の人です。

多分・・・

なぜ断言できないのかと言えば

目の前の男の人もまた仮面を付けていたからです。

橙色の仮面を付けた人がそこに居ました。

「誰だお前!」

低く鋭い声はまさしく男声でした。

「誰だと聞いている!」

怖いです。なんか怒ってます。

目の奥が仮面で見えませんが、それでも睨んでいるのが判ります。

気が立っているようです。

質問から察するに彼も同じ状況

神に連れてこられ説明も無しにここにいる・・・のかな?

「わ、私は・・・」

何と答えれば良いでしょうか?

神は言いました。争いだと、バトル・ロワイアルだと

橙色の方も同じだと仮定するなら私と彼との争いー

そう考えるとペラペラと喋って良いとは思えません。

ならばー

「く、クヨンド・・・です。」

何でしょう?頭に直接クヨンドという単語が降りてきました。思わず言ってしまいました。

撤回は出来そうにありません。

「解りやすい偽名など使いやがって、なめてんのかお前!まぁいい、ここはどこだか解るか?」

「わ、分かりません。ごめんなさい怒らないで・・・」

即答です。そして私は精一杯謝ります。ん?何に?

そもそも謝るとは何でしょう?

悪いことをしたらごめんなさい。とは言いますが

謝っている人がまさしく誤りを認めているわけではありません。

その場凌ぎ、気をなだめる動作、相手を満足させる姿

そのどれにも謝罪の意思はありません。

つまりは謝罪というのも嘘であり。ごめんなさいのどこにも謝罪の意思は無い

だから私が言ったごめんなさい、はその場凌ぎのなだめ行為

橙の彼に対する謝罪などありえない

悪くないもん。解んないもん

その意思を読み取ってか、彼からの返事はない。

察してくれたようです。

いったい彼は何に怒っていたのでしょう?

私たちはどうなるのでしょうか?


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