藍の戦士・・・暴走
「緑くん。起きてなの!」
緑くんの体はビームで吹き飛んだの。右腕、左足は無くなり、真ん中に穴が空いてるの。
痛々しく、辛い気持ちになるの
「に・・・げて」
良かったの、まだ生きてるの、
神様と取引すれば、まだ助けられるの
「神様!」
けどダメなの。たとえ治っても黄の戦士がいる限り状況は変わらないの
意味がないの
どうするの
「はい!来たよ。神だよ。要件は何かな?ガビちゃん。」
ガビは・・・どうすればいいの?
もう友達が傷つくのは嫌なの。
哀しい気持ちになるのは嫌なの
約束したの。
絶対に青のお姉ちゃんと再会するの
だからガビが・・・
「取引なの。神様!」
「何を得るために何を失う?」
「ガビは・・・」
ガビは
「アイツを・・・黄の戦士を倒せるだけの力が欲しいの。だから、臆病なこの心を、戦いたくないと思うこの心を懸けるの。勇気を力に変えるの!」
「了解した。ハハハ!だが、今からお前は化け物になることとなる。ガビちゃん、覚悟は良いかい?」
え?
どういうことなの?
化け物?
「何でなの?」
「ガビちゃん。君にはそもそも戦いたいと思う心は一欠片も存在しない。つまり臆病な心を、戦いたくないと思う心を懸けてしまったら君の心は無くなる。つまり自我を失うんだ。それに対して君が得るものは自我を失ったことに対する対価、君が欲するのは力だったね。すなわち、計り知れない力を手にするんだ。まるで化け物みたいなね。」
「嫌なの・・・そんなの・・・」
「ガ・・・ビ・・!」
「嫌なのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
その瞬間、ガビの全身に獣のような毛が生え、牙が研ぎ澄まされ、爪がピンピンに伸び、肉体が10倍以上大きくなったの
「アアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
もうそれ以降のことを覚えてなの




