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幽侠対戦  作者: 東武瑛
5/10

陳と僧の戦い

夜の村に僧侶が歩いて来た。

陳達はねしずまっていた。

僧侶は立ち止まると呪文を唱えた。

「アラシンカラハンムリサンコウダイ」

「喝」

バリッ

バリッバリッバリッ

家の柱が折れ天井が落下した

「何だ」

陳達が家の外に出ると僧が立っていた。

「貴様だな。先生を殺したのは」陳が言った。

「そうじゃ。次は李英風の番だが先にお前達をかたずけよう。お主ら運が悪いのう」僧が言うと「何を。皆、やれ」陳が叫ぶと皆、剣を抜き構えた。

僧が馬歩になり拳を突き出すと男の心臓が破裂した。

「ウグッ」男は血を吐いて倒れる。

「ムッ」陳達は青ざめた。

「早く切り掛かれ」陳が叫ぶと男達は僧に迫って行った。

「喝」「喝」「喝」僧が叫ぶと男達は心臓が破裂し血を吐いて倒れた。

「ムー」陳は手裏剣を取り出すと僧に投げつけた。

「ウッ」手裏剣が僧の肩に刺さった。その隙に陳は僧に切り込んだ。

僧は飛び上がり、空中で突き出した。

陳は心臓に痛みを感じたが堪え、再び手裏剣を僧に投げつけた。

またしても手裏剣は僧の肩に刺さった。

「ムーウ」

「喝」

僧が叫ぶと心臓に激痛が走り陳は倒れた。

僧は肩に刺さった手裏剣を抜くと馬に乗り去って行った。

陳は心臓の激痛を堪えながら馬に乗り街に戻って行った。

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