兵器解説(帝国軍編)
帝国軍の兵器や武装などの解説です。
裏設定なので、見なくても分かるように話は作っている……! はず。。
戦艦フランドール
諸元
全長:234m
全幅:32m
基準排水量:38200トン
最高速度:39ノット
竣工時
45口径38cm四連装ベクトルカノン×3
15cm連装ベクトルカノン8基
8cm単装魔導砲12基
25mmリボルヴァーカノン 20基
術札投射装置 タロットMk12 ×12
VLS:艦首24、艦尾24
↓
第一次改装時(作中登場時)
50口径38cm四連装ベクトルカノン×3
10cm3連装魔導砲×8
40mm3銃身ガトリング砲×30
術札投射装置 アトラトルMk6×20
VLS:艦首36、艦尾28
↓
第二次改装時(作中改装後)
50口径38cm四連装ベクトルカノン×3
10cm3連装魔導砲×6
40mm3連銃身ガトリング砲×18
術札投射装置 アトラトルMk6×6
ヘキサビットMk4×40
VLS:艦首36、艦尾28
概要
聖教連合軍 テオゴニア教国海軍所属 アルザス型戦艦の3番艦。
通連合国の戦艦は連装、ないし3連装砲を前後に配置することが多く、帝国軍は口径を若干落として四連装としたものをを艦首側に集中配備する傾向がある。
両者の特徴を兼ね備えた本級か建造された経緯について語るには、帝国海軍の特殊性について語らねばならない。
帝国軍は惑星ノイエの南半球、その3分の1を占めるノーブ大陸に首都を置く。
この周辺はかつての神魔戦争において、大きな被害を受けなかった稀有な土地である。
そのため太古の環境がそのまま残っており、原初の生物が多数生息している。
8割方の生物は、姿かたちが奇妙なだけで一般的な生物と同じだが、残りの2割は非常に危険な種族である。
彼らは長い眠りから目覚めたり、またナワバリに他者が侵入してきた時、災害クラスの被害を与えることから災獣と呼ばれている。
都市一つ、国一つが1晩で壊滅することは帝国の歴史において珍しいことではなく、首都ファウストですら2度、壊滅的な被害を被っている。
当然ながら帝国軍の軍備ではこれら、災獣への対応能力も求められている。
幸いというべきか、彼らは生物であるがゆえに、魔法以外の遠距離攻撃を持つものはほとんどないため、物理的な装甲よりも魔法的な結界の強さが求められる。
また環境への影響、死体処理のコスト、同種族の報復行為の可能性から、殺処分ではなく無人地域へ誘導を任務とすることの砲が多い。
それ故に1発の威力よりも、連射能力で注意を引き、牽制することが重要視される。
そのような事情があるので、帝国軍の艦艇は高速であること、速射能力が高いこと、量産性と整備性に優れて国土のどこで災獣が発生しても即応できることが求められている。
その結果生まれたのがイシュチェル型戦艦である。
速力確保のために船体はできる限りコンパクト化され、主砲は四連装砲を艦首に2基、集中配備としている。
重量物となる装甲も大半がモジュール化されており、緊急時にはパージして速力を増加、災獣の発生地域への迅速な移動を可能としている。
代償として航続距離が犠牲になっており、行動範囲にかなりの制限がある。
そのため侵攻作戦を行う場合、連合国側に比べて多数のタンカーや輸送船を必要とするので、負担が大きい。
必然的に防御戦術を取る傾向が強い。
一方で連合側は勢力圏内に巨大生物は存在せず、役割は帝国軍との戦闘のみである。
1隻あたり3~4基の主砲を前後に均等に配置する、常識的な設計となっている。
(蔵王型、姫神型など、一部例外はある)
だが10年前(ノイエ標準。銀河標準では役20年前に相当)、ユグドラシル藩王国元首、パラトリア・ファーバントル・メフィストフェレスによって一つの事件が起こされる。
世界樹海峡の海路構築である。
ユグドラシル藩王国は南北に広がる弧状列島で、ブレード・アイランド、グリップ・アイランドと呼ばれる2つの島と小さな群島から成り立っている。
ここは帝国軍本土東側に位置する重要拠点であるが、島の過半が高い山脈で覆われており、基地などの大規模施設を構築するのに難のある場所であった。
連合側からすれば帝国本土に近いため占領後の維持が難しい。
帝国側からすればそのような場所よりも適した前線基地がある上に、占領されたとしても再奪取が用意。
そのような事情のため、長らくは放置される存在だった。
しかしここを、パラトリアが海峡を整備。世界樹海峡を海路で移動することを可能にしたことで話が変わってきた。
世界樹海峡は乱立、急成長する大樹によって海流が常に変動する難所であり、その上災獣が多数生息する地域であり、海路整備は不可能とされていた。
だがパラトリアは何等かの方法(帝国軍重要機密により、詳細は不明)によってここを開拓。
ここを要塞化した上で通行可能にした。
帝国軍は一方的に連合軍の支配海域へと抜けることが可能となり、連合軍に対して大きな脅威となった。
幸いにして休戦中であったため、連合軍は再戦直後にこの海域を制圧しようと画策した。
それに合わせて、この海峡を拠点として帝国領内への侵入した際、災獣に対応できる戦艦として建造されたのがアルザス型である。
ただしコストや設計期間の関係から、教国軍の主力戦艦であるベオグラード型の船体を流用することになる。
ただし連合側では大型災獣とも戦闘はあまり例が無く、またコンセプトも曖昧だったことから
艦首に四連装砲を3基集中配備したプランや、前後1基ずつ配備したもの、さらには航空戦艦や五連装砲の搭載など、計画は二転三転することになる。
結果として今の形に落ち着き、竣工、戦力化されたのは再戦直後であった。
1番艦〔アルザス〕2番艦〔ロレーヌ〕は世界樹海峡沖海戦に参加するものの、〔アルザス〕大破、〔ロレーヌ〕撃沈という燦々たる結果に終わる。
また〔ロレーヌ〕以外にも戦艦5隻を失ってしまい、世界樹海峡突破後の運用など、夢のまた夢となったのだった。
6番艦以降は全てキャンセルされ、既に慣熟訓練に入っていた〔フランドール〕はこのまま戦力化、
4番艦である〔ガスコーニュ〕5番艦〔プロヴァンス〕は長口径40センチ三連装砲に設計変更されて(ほぼベオグラード型に戻して)建造が進められている。
そして半年後、〔フランドール〕は世界樹海峡に逼塞する第四艦隊を撃滅するために出撃するも、潜水艦の攻撃によって被雷。
世界樹海峡への前線基地として運用されていたトリアナ港の自走浮きドックで修理中にパラトリア率いる特殊部隊に襲われ、自沈する間の無く奪取されてしまう。
(これは完全に計画の外であり、パラトリア自身が一番驚いたと言われている)
皮肉なことに〔フランドール〕の航続力は帝国軍戦艦よりも大きく秀でており、第四艦隊唯一の戦艦として通商破壊作戦に投入され、戦果を挙げていくことになる。
・性能
帝国軍が長く主力として使用していたベオグラード型をベースにしているので、基本的な性能自体は悪くない。
当初は40センチ四連装砲を装備という案も考えられたが、ベオグラード型が40センチ三連装砲の主砲を前提とした船体であるため、新型の機構を用いても詰め込むことは困難だと結論付けられた。
その予想は正しく、主砲口径が落ちはしたものの、投射能力の高い優秀な軍艦となった。
だが砲弾の規格が特殊であるため、補給に難が生じ、前述したように40センチ三連装砲に換装されている。
一方で鹵獲された〔フランドール〕は、砲身や副砲などを換装した後、第四艦隊旗艦として運用されることになる。
元々、密林や異常海流といった気候の世界樹海峡は、新兵器の耐久性のテストには打ってつけの場所であり、新兵器の開発工廠も存在している。
旧型艦艇に最新機器を多数搭載してのテストを行っていたのだが、流石に建造から半世紀以上が経過した艦では、老朽化や発電力の不足など、様々な不都合が発生していた。
そこに降って湧いたのが戦艦〔フランドール〕である。
鹵獲戦艦であり失っても惜しくないということで、技術者たちの玩具にされた結果、様々な試作兵器を搭載することになる。
・主砲 38センチ四連装ベクトルカノン
発射速度は毎分4~5発。(砲身冷却を無視した場合は、一時的に10~12発の連射が可能)
連合軍が製造した38センチ砲では砲弾の互換性が無いため、砲身は帝国軍製のものに換装されている。
帝国軍の調査では、砲身自体は良くも悪くも帝国軍のものと大差は無いとのことだった。
ただし魔導砲の収束率は帝国のものよりも優れており、帝国軍側でも模倣、採用されている。
換装後は50口径の試作長砲身砲が装備された。
初速は1.1km/sと換装前よりも変化はないが、加速に利用できる距離が伸びたために消費電力と耐久性が向上している。
〔フランドール〕での実戦でのテスト結果は上々であり、本国の旧式主力戦艦〔イシュチェル〕型が修理やオーバーホールなどが行われた際に、順次交換を開始する予定である。
帝国軍は基本的に主砲砲身だけでなく、砲塔を基地要塞砲として配備し、被弾した際はそれを艦艇に装備することで
即時の戦線復帰を可能にする、という独自のシステムを取り入れている。
しかし〔フランドール〕の主砲塔は連合軍の仕様となっているため、重量やターレット径などが異なっており、砲塔が損壊した場合には長期のドック入りが予想される。
・副砲
10センチ三連装魔導砲
帝国軍の一般的な両用砲である。
発射速度は毎分140発。
ベクトルカノンの搭載も考えられたが、弾薬庫や揚弾機の換装まで実行すると手間が増えることや、基本的に通商破壊作戦に従事することが予測されたので、このクラスの実弾が必要になる場面は無いだろうということで、魔導砲の搭載となった。
弾薬庫跡はエーテルタンクが増設され、航続力の強化に一役買っている。
・その他武装
40mm3銃身ガトリング砲は過半は既存の魔導砲タイプだが、一部はベクトルカノンの新型タイプを搭載している。
既に実戦テストは終了しており、評価が良かったため、次世代駆逐艦θ型の主力装備として使用されることが決定された。
術札投射装置 アトラトルMk6は術の効率などを高めるためマイナーチェンジタイプであり、他艦艇で運用されているものと大差はない。
VLSは艦首、艦尾の側面に装着されており、爆破装甲も兼ねる。使用しているミサイルの直径が異なるので、帝国軍のものに換装した際に一部増設された。
その他用語、他の艦艇の説明
・ベクトルカノン
砲身に刻んだ術で、砲弾に加速を与えて投射する兵器である。
帝国、連合ともに使用されており、一般的に「砲」という場合はこの兵器を指す。
基本的に後述する魔導砲を兼ねる。
術を刻む関係上砲身にライフリングを刻めないため、滑空砲であり、砲弾は主に有翼徹甲榴弾、もしくはAPFSDSが用いられる。
そのため、ある程度の口径がなければ命中精度に難があるため、個人兵器に使用されることはあまりない。
・魔導砲
魔術による砲撃のみで、実体弾を撃つことを前提としないもの。
機構が単純なために旋回力にすぐれ、また連射力も実弾の2~3倍と非常に速い。
ただし魔導砲は比較的防御が容易く、巡洋艦クラスの砲撃であっても数発程度ならば駆逐艦の障壁で偏向させることが可能なため、ある程度の砲門数がなければ打撃を与えにくい。
コストが安く、整備も容易、また砲弾のスペースが必要無くなるので、戦車や駆逐艦などで利用される。
・術札
あらかじめ使用する術を描画しておくことにより、
詠唱無く、高効率で魔術を展開できるが、最初に設定した術しか使用できない。
紙ないしは化学繊維のものが多いが、軍用の場合はプラスチック製のものもある。
軍艦にも大型のものが搭載されており、対魔導砲の結界や、対空防御に使用される。
・ヘキサビット
複合装甲に術札の能力を合わせたもの。
帝国軍独自の技術で、現在は〔フランドール〕のみが試験的に搭載している。
5mの6角形の装甲版に術を多層式に描画することで、術札でありながらその場に応じた術が展開可能となっている。
装甲も兼ね備えており、敵に向けていない面の装甲をバリアのように展開することで、各段に防御力を上げることができる。
だが一方で札同士の空中衝突の懸念もあるため、搭載する場合は、相当に魔術の才能を持つ者が必要とされる。
〔フランドール〕ではあくまで試験搭載のため、副砲や機銃座を下ろした位置に装備しているが、テスト結果が良好ならば艦側面の装甲を排除し、これと交換することになると思われる。
・イシュチェル型戦艦
諸元(〔イシュチェル〕竣工時)
全長:185m
全幅:27m
基準排水量:29000トン
最高速度:42ノット
兵装
45口径38センチ四連装ベクトルカノン×2
10センチ三連装魔導砲×4
40mm3銃身ガトリング砲×12
術札投射装置 アトラトルMk3×4
主砲ミサイルランチャー×16
帝国軍の主力戦艦。
災獣の発生に備えて、各地に有力な艦隊を配備する必要があるため、整備性と生産性を重視した作りになっている。
38センチ四連装砲を艦首に2基集中配備することで船体を局限までコンパクトに抑え込んだ結果、200mを切るという小型化に成功している。
一方でそのしわ寄せは航続距離や艦内スペースなどに発生している。
航続距離は低く、また住居スペースも小さいため、長期航海には難があり、敵地への侵攻作戦はほぼ不可能である。
VLSランチャーを搭載するスペースが存在しなかったため、苦肉の策として主砲の天蓋部分に水平に固定する形で配置している。
竣工当初は真正面に向かって発射すると、そのバックブラストで第二主砲や艦橋に被害が出るという欠陥を抱えていたが、後に主砲砲身ののベクトル可算術式を利用して投射の後、燃料に点火、という二重プロセスを実装したことで解決している。
また密集して収めた主砲は被弾に弱く、片方の主砲が被弾した衝撃で、もう片方の主砲にも被害が及び、戦闘能力を喪失してしまうことが度々あった。
それに対する帝国軍の対策はシンプルであった。
数で補う、である。
船体自体が小さく、部品もできるだけ簡略化されているため、その生産数は連合軍の主力艦であるベオグラード型(40センチ三連装砲×3)や大隅型(40センチ連装砲×5)に比べて2倍の生産数を誇る。
また、災獣との戦闘があるために「戦艦も消耗品」というスタンスであり、それに倍する予備部品と工作施設や工作艦が豊富であり、大破した艦ですら1月で戦線復帰できてしまう。
その数の多さと修理能力、非常に高い高速性能、旋回性能から、連合軍からは「ゴキブリ」という非常にありがたくないニックネームをつけられている。
姉妹艦は60隻はを超え、その根拠地で発生する災獣に適した武装などを装備されることもあるため、性能の差が大きく、集団で艦隊行動をするのがやや困難であり、艦隊決戦用の戦艦としての評価は微妙である。
だが一方で、この量産戦艦のおかげで災獣対策は十分と判断され、ファーレン・プランが承認されることになる。
・ファーレン・プラン
イシュチェル型戦艦の量産によって、災獣対策は整ったと判断した帝国が、新たに作り上げた艦隊整備計画。
これまでのネックであった航続距離を解消した艦隊を構築して、連合軍への侵攻作戦を実行しようとするものである。
内容は軍機につき詳細不明だが、ミキストリ型戦艦、θ型駆逐艦、マレサリス型工作艦を中心とした海上戦力に加え、各種新兵器も一部実戦配備が開始されている。
・ミキストリ型戦艦
ファーレン・プランに基づいて建造された新鋭戦艦。
帝国軍軍機につき詳細不明だが、250mを超える大型戦艦になると噂されている。
1番艦〔ミキストリ〕、2番艦〔テスカトリポカ〕はすでに慣熟訓練を終えて、近々実戦配備される模様である。
3~5番艦は慣熟訓練中で、6~8番艦までは現在建造中。
またこれをベースにした拡大発展型も建造中と噂されている。
η型駆逐艦
全長:115m
全幅:12m
基準排水量:2000トン
最高速度:56ノット
武装(〔η01〕竣工時)
10cm三連装ベクトルカノン 3基
術札投射装置 アトラトルMk4×2
VLS:16基
帝国軍の主力駆逐艦。
η0~η99までとτ0~τ83までの184隻が建造されている。
船体の割には重武装であるが、その分航続距離がかなり犠牲になっている。
あた艦首に3基集中配備された主砲は、側面に向かって斉射すると、船体のバランスを著しく損なうものだった。
そのため実戦配備後、早々に連装砲塔への換装が行われる計画が持ち上がった。
しかし正面突撃する際にはこの重武装がかなりの活躍をするため現場側からの要望でそのままとなっている。
他の帝国軍艦艇にもれず、火力、機動力が重視されているので、航続距離はやや低く抑えられている。
そのため侵攻作戦においてはエーテル補給の頻度が多くなる本級の存在はかなりネックとなっている。
派生型が多く、砲を40mmガトリングカノンに換装した対空防護型や、
主砲を1基にまで減らし、対潜魚雷を搭載した護衛艦隊型が存在する。
θ型駆逐艦
全長:122m
全幅:13m
基準排水量:2200トン
最高速度:76ノット
武装
40mm三連装ガトリングカノン 5基
近接防空ミサイル 40基(主砲に内蔵)
術札投射装置 アトラトルMk5×4
VLS:18基
帝国軍の新型主力駆逐艦。
特徴はやはり思い切って主砲を40mmのガトリング砲としていることだろう。
これは帝国軍技術研究所が開発した新兵器で、毎分3000発の魔導弾を発射できるが、同時に実弾を混ぜて発射することが可能である。
魔導弾は結界に弱いが、実弾はそれを易々と突破する。
ならば実弾で結界をこじ開けたところに、魔導弾を撃ち込めばよい、というコンセプトの元に作られている。
よって実弾には結界の破壊に特化した試作弾丸が用いられており、駆逐艦の出力程度の障壁ならば、2秒ほどは直径20センチほどの穴を開けられると言われている。
これを100発に1発の割合で仕込むことで、実弾砲を持たずとも敵駆逐艦と互角に渡り合えるようになっている。
またそれ以上の艦に対しても、実弾の割合を変えることで、結界を破壊して魔導弾を直撃させることができる。
また側面には対空用の近距離ミサイルランチャーが装備されている。
無誘導ではあるが破壊範囲が広いため、40mm砲の連射力と合わせて使用すれば、強力な防空能力を発揮すると予想される。
魔導式の水中翼を装備しており、使用すれば驚異的な速度を発揮するが、展開時には安定性が著しく低下し、砲撃をした場合転覆の恐れがあるため、あまり積極的な使用はできないとされている。
なお、水中翼を展開しない場合は58ノットである。
海戦系の小説と言ったら、やっぱり艦艇スペックを乗せるのは常識だろう!
ってことでアップ。
ファンタジー感を出すため、スペックは壮絶にぶっとんでます。
40ノットで突っ走る戦艦とか、50ノット超える駆逐艦とか……
ちなみに機関出力が書いてないのは速度と船体から計算するのががめんどー―いえ、ほら、エネルギー兵器だからさ! 兵器分の出力とかわかんないから、ファンタジーだからだよっ!