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碧城学園奮闘記(仮)  作者: 朝比奈 黎兎
憂鬱な球技大会
13/15

1-1

 間が空いて済みません。

 そして、ようやく1章です(苦笑)

 さて、怒涛の転校から2週間程が経った。未だに同室の仙道くんとは、あれきり話もしていません。まぁ、僕が耐え切れなくなって自室にこもっちゃうからっていうのもあると思う。


 友達はとりあえず困ってはないかな。玲治がいるし、悠君と紫音くんがいつも一緒にいてくれるから。ほかの人たちもそれほどではないにしても、何かあったら優しく声をかけてくれる。とりあえず一人ぼっちになることはなさそうだ。


 お父さん、お母さん。僕、この学校でうまくやっていけそうな気がします。もう少ししたらお手紙でも書こう。


「というわけで、あさってから体育館及びグラウンドが練習用に解放されるからね。もちろん、運動部が使ってることもあるから、その邪魔をしない程度で練習してね」


 現実逃避くらい、しても罰は当たらないよね?……ね?


 今は放課後前のHR。教壇に立つ橘先生の後ろにある黒板には、白いチョークで大きく『球技大会』の文字がある。


 なんでもクラスのみんなとさらに友情を深めようというコンセプトのもと、この時期に行われる行事らしい。3年間クラス替えしないのにね。だからこそというものなんだろうか。


「それで、競技はわかってると思うけど、サッカー、バレー、ハンドボール、バスケ、テニスから好きなのを選んでくださーい。チーム分けやポジション決めは各球技の生徒ごとで決めてね。グラウンドと体育館の指定練習日はこのプリントに書いてあるから、あとで見てね。ここに掲示しとくから。その他で分からないことがあったら、僕か実行委員または体育委員に聞いてくださいー!じゃあ今日はここまで!」


 そう言って、元気に教室を出ていってしまった橘先生。そしてただいま教室内は、球技大会の話で持ちきりだ。いつもは今頃部活や寮に戻る人が多いのに。


「理麻には憂鬱な行事が来ちまったな」


 ニヤニヤしながら振り向いてきた玲治を、ムッとにらみ返す。僕にとっては死活問題なんだけどねっ!運動会と同じくらい嫌なんだよ!


 そう、僕運動はからっきしダメです。体育は毎回成績悪い。


「玲治は、なににするの?」

「俺?めんどいからバスケだな、去年も確かそう」

「背……高いもんね」

「そういうわけじゃねーって」


 そんな話をしてたら、悠君と紫音君が来た。


「球技何にするか決めた?俺はとりあえずテニスにしようかと思って。紫音はハンドボールだってさ」

「俺は去年と同じ、バスケ」


 どうやらもう、みんな何にするか決めてるらしい。残るは僕だけだが、正直どの球技も自信がない。


「なぁなぁ!理麻は何にするんだ?」

「僕、どれも……自信ない……」

「でも、全員参加だしなぁ。風邪とかの理由以外で出なかった奴には罰則があるし……」


 玲治のつぶやきを聞いて、僕はガクッと落ち込んだ。さすがに運動音痴なので見学しますっていうのは無理そうだ。だとすれば、人数の多いバスケやサッカーに参加して、控えとして参加するしかないのだろうか。


 玲治にそれを伝えてみると、それでいいんじゃないのかと納得していた。2人でバスケをやる人たちのほうへ行き、登録用紙に名前を書いた。人数は8人。玲治に説明してもらい、僕は補欠要因となった。


 精一杯応援したいと思います。大声出すのも……苦手だけどね。



誤字修正(14.11.08)

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