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何某という杖と夢の物語  作者: α
学校騒動編
8/18

捜査 2

みなさんこんにちは

今回は、事件の概要が明らかになります。

最後までお楽しみください。

  部屋に差し込む穏やかな朝日が、顔に当たるのが、感じられる。

  その朝日が、眩しかったので目を覚ましてしまった。


  時刻は、午前6時30分時。

  いつもより早く起きてしまったので、少し眠たい。

  だからと言って今から寝るには時間がなさすぎるので、仕方なくリビングへ行く。


  いつも通りの朝ごはんを済ましてから、テレビをつけた。

  テレビのニュース番組では、昨日の事件が取り上げられている。

  教師が頭を殴られたことと、幾つか盗難にあっていることだ。


  教師が、頭を殴られ気を失ってはいるが、世間にはこれより報道したほうがいい事件がたくさんある。


  普通の高校での事件なら、流れてもローカルなチャンネルだろう。

  しかし、今流れているのは全国放送のニュース番組である。


  理由は、()()()()()()での事件であるからだ。

  魔法専門高校は、国民の納める税金によってまかなわれている。

  そうであると当然、国民には全てを知る権利が存在するのだ。


  いつどこで何が行われたのか、などの詳細が逐一学校のホームページまたは、文部科学省のホームページに記載されている。

  政府は、国民にそれを見せて、税金の無駄遣いではないことを証明している。


  教師が頭を殴られたことについては、安全性の問題について、討論がされている。

  盗難については、税金が無駄使いだの、自作自演など、いろいろな憶測が飛び交っている。


  すると、テレビの向こうの風景が変わり、液晶画面には見慣れた白い壁の校門が映えている。

  校門の前には、多くの報道陣が集まっており、校長と教頭が何回もきられるカメラのフラッシュの中、頭をペコペコ下げている。


  校長の口からは、後ほど会見を行いますと、フラッシュがきられる音の間にかすかに聞こえる。

 

  こんな状況でも、純白の壁はその白さの衰えを感じさせない。 びくともしない。

  フラッシュの光を反射して、綺麗な色をしている。


  テレビを見ている最中に電話がかかってきた。

  でてみると、学校からの電話で昨日の一件のせいで、臨時休校になるという連絡であった。

 

  流石にあの状況で学校へ行くとなれば、報道記者にインタビューをされない訳がないから、学校がそれを考慮した結果、休校になったのだろう。


  同じ内容が繰り返されていて、つまらないので、テレビを消してもう一度寝ようとした時ドアのチャイムが鳴った。


  こんな朝早くに誰だろうと思って、パジャマ姿のままドアを開けると、そこには二人の男性が立っていた。

  二人は、警察官の制服を着ている。

 

  彼らは事件の捜査を一緒にしている、ユウさんと、ソウタさんである。

  家の住所を教えてないのになぜ知っているのか、と聞くと学校で教えてもらったと答えた。


  家に来た理由を尋ねると、捜査で分かったことを伝えにきた、と言った。

  玄関前では、申し訳ないので家の中に招き入れた。


  ユウさんは部屋の中を見渡していて、ソウタさんは顔色一つ変えずに席に着いた。

  お茶を入れ二人の席の前に出したら、声を揃えてありがとう、と言った後にユウさんが口を開けた。


  ユウさんからは盗難について詳しく教えてもらった。

 

  昨日頼んでおいた魔石についても、盗まれていたことがわかった。

  魔石は高価であるが、ネットでも買えないわけでもないのでそれほど重要ではないのだが、もう一つ盗まれていたものがあった。


  そのもう一つの盗難品が、魔法技術書である。

  これが、とても問題になっている。


  簡単にいうと魔法技術書は、魔法式が記してある本である。

  生徒が持っているような教科書であればそれほど重要ではないのだが、盗まれたものは巨大な力を及ぼす魔法式つまり、上位魔法がいくつも載っている。


  その中には、禁術とも呼ばれる生命に危険を及ぼす可能性がある魔法式でさえ載っているという。


  政府が開発した魔法式のほぼ全てが、記載してあるために、国家の重要機密である。

  盗んだ目的はわからないが、高度な魔法を使うとなると、それに見合った技量と魔力が必要となる。


  魔石も盗まれているので、禁術や上位魔法を使われるかもしれないが、杖はそれほど普及してないし、技を使える技量を持つ人がいるとは思えないらしい。


  教師であっても、せいぜい上位魔法しか使えない、とユウさんは言った。


  上位魔法は、単純に火を出したり水を出したりするのではなくそれらの派生して使う魔法のとである、と前に授業で習ったことがある。


  けれど、俺たちは上位魔法見たこともないしその魔法式を一つも知らない。


  そんなに使いこなせない魔法技術書を盗んでどうするのだろうという疑問が頭に浮かんだが、答えは盗んだ奴にしかわからない。


  一応彼らにも聞いて見たが、答えはわからないの一言であった。


  その次に、口を開いたのは沈黙を保っていたソウタさんであった。

  その口からは、頭に雷が落ちたかのような衝撃をも思わせる言葉がゆっくりと吐き出された。

今回はどうでしたか?

次回は、事件が思わぬ方向に少しずつ動いていきます

ぜひ感想お願いします

それでは、次回でお会いしましょう

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