何故、小説を書くのか。
何を書くかも決めぬままコレを書き始めてしまった。
しかし黙々と指が勝手に書いてしまう、
日記にしては纏まりがない、書きたい事が主に自分の内面の事だからだ。
と、良いキーワードが浮かんだのでそれで書くことにする。
自分は何故小説を書くのか。
理由は何個かある。羅列していこう。
ライトノベルその他小説を読み、書けそうだと思ったから。
文才があると思ったから。
自分の思考を残したかったから。
何より大きいのは、他の人に見て欲しかったから。
そして、絵やアートといった、『才能』による所が大きそうな分野に憧れたから。
簡単に書くとこんな所だろうか。
大きいのは際立たせたが、下の二つ。
書くのも馬鹿らしくなるが、才能を見付けたいのだと思う。
それは暗に『楽して目立ちたい』と考えている節が確かにある。
愚かな欲求だとは思う、努力がどれだけ大事なのかもわかる。
多くの人から賞賛を受ける人物が、才能だけでそれを受けている筈が無いと思う、分かっている。
怖いのだろう、自分にはその価値があるかが分からない。
努力したから結果を出せるのか?そもそもどれだけ努力をすればいいのか、怖い。何も得られなかった時の事が。
音楽家やデザイナー、世間が持ち上げる人物。センスがある、素晴らしい。
分かっている、才能だけじゃなくて努力なんだとは分かっている。
ゲームにだってプロがいたりする位だ。
うだつの上がらない人生を送りたい訳が無い。
少なくとも自分は夢を追い求めたい。でも世間が怖い。
幼少から何かやっていた訳でもない、このまま適当に勉強したら適当に就職するのだと思うと恐ろしい。
しかし、それすら失敗する可能性があるのだ。プロの道なんてどれほど厳しい事か。
意欲を出せない、好きな事は好きなのに、その道を簡単に志せない。
本気じゃなくて趣味でやれば。それなら……それなら、何なのか。
我が儘だとは思う。しかしそれ以上に、どうしようもなく好きな自分だけの世界を持っているのだ。表現がしたい、伝えたい。
「山月記」をご存知だろうか?正しく自分は心に虎を飼っている気分だ。鎖を懸命にちぎろうとする、腐った虎だ。
『小説家になろう。』コレは、どの辺りまでを利用すれば良いのだろうか。
何かを見て書いたりした訳では無いです。
パクリという訳では無いのですが、もしかしたらこれに似た内容の作品が既にあるかもしれません。それでも構いません。書かずにはいられなかった。