ブックマークを食べて生きていくモンスター「ウエーんお腹空いたよ〜」
モンスタ「ウエーんお腹空いたよ」
母モンス「しょうがないでしょ? お父さんの稼ぎが悪いんだから」
父モンス「すまない……最近は景気が悪くて」
母モンス「リストラなんて話も聞くけど……あなたは大丈夫なの?」
モンスタ「うわーん、もうお腹いっぱい食べられない〜」
母モンス「モンスも少しは努力しなさい!」
モンスタ「ええ〜……えっと、お腹いっぱい食べれたら可愛い女の子に変身できるよ〜」
母モンス「うそを付くんじゃありません‼」
モンスタ「うえ〜んママが怒るよ〜」
父モンス「おーよしよし、ママは怖いな」
母モンス「あなた! 元はと言えばあなたのブックマークの稼ぎが少ないから…」
父モンス「お前のムダ使いも悪いだろ……テレビ見ながらブックマークパリパリ食べるから…」
母モンス「仕方ないでしょ、ブックマークを見るとつい……」
父モンス「もういい、今日は寝る」
母モンス「あっ、あなたのブックマークは質に入れといたから」
父モンス「なんだと⁉ だったらお前の腹回りにムダに付いているブックマークも何とかしろ!」
母モンス「まあ,あなたったら……でもこのお腹が良いんでしょ?」
父モンス「もちろんさ、ママ!」
母モンス「あなた……!」
モンスタ「やれやれ……」