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リミッター解除して物理で殴る  作者: 蹂躙野郎
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1話

俺の名前は桜乃力也さくのりきや

どこにでもいる普通の高校生だ。

あえておかしい所があるとすれば身長が210cm、体重150㎏の筋肉質な身体からだくらいだ……





…どこが普通だよと思った君、まぁそう思うよね。

分かる、分かるよ俺だってパッと見てこんな人がいたら完全に巨人じゃんとは思うよ…

なんでこんな身体からだなのか俺だって理由があるなら知りたいよ。

特に身体からだを鍛えたりした訳では無い。

しかし何故かウチの家族の男はみんな身体からだが大きく強くなる。

だからなのかうちの家系は多くの格闘家がいたりする。

こんな感じなのでよく立っているだけでビビられてしまうことや番長か何かと間違えられて不良に絡まれることなんて日常茶飯事だ。しかし俺は格闘技なんてした事無いがなんとなくで戦っても不良程度なら余裕で倒せる。

それがこの身体からだで良かったと思う数少ない事の一つだ。


この日も俺はいつも通り授業も終わり絡んで来た不良を頭蓋骨粉砕デコピンで黙らして帰宅していた。

すると少し先にトラックが走っていた。



「なんだあのトラック、フラフラして危ないな」



なんだか居眠り運転でもしてるのか右へ左へとフラフラしていた。



「……ん⁉︎なんかこっちに来てないか?」



気が付いたらそのトラックが自分めがけて走って来ていた。



「うわぁ⁉︎」



そして俺はそのトラックに跳ねられた。

身体からだに強い衝撃が襲いかかり目をつぶった。

だか俺は内心あまり焦ってはいなかった。

何故かって?

この身体からだは俺自身が引くレベルで頑丈だからだ。



トラックは流石に初めてだか普通車くらいなら何度か子どもを庇って跳ねられたことはあるがどれも無傷で服が破れた程度だった。

正直この身体からだで怪我なんてした事は一度たりとも無い流石に今回は怪我をするかもしれないが死ぬまではいかないと思う。


意識がハッキリしてきて手足が動く事を確認し周りを見ると…



「あれ?」



気付くと見知らぬ空間に居た。

真っ白で周りには何にもない。

あれ?俺もしかして死んだの⁉︎



『あなたはまだ死んでませんよ?』



「なんだ死んでないのかじゃあここはどこだろう……………ん?」



今誰が俺の質問に答えたんだ?

てか俺、今、声出してたっけ?

周りを見渡してもやっぱり何も無い。



『私はあなたの居た世界とは別の世界の神様です。今少し心を読ませてもらいました。』



「⁉︎…どこから声が」



周りには何も無いのに声が聞こえてきた



『あぁ姿が見えた方が話し易いですね。ちょっと待って下さい』



すると俺の前に神々しい光が人の形になりうつくし女性の姿になった。



『これでいいですね』


『先ほども言いましたが私はあなたの居た世界とは別の世界の神メクスです。』



「はぁ?」



なんだ俺は異世界にでも来ちゃったのか?なんでだ?



『あなたはトラックと衝突した衝撃でこちらの世界に飛ばされたみたいです。』



何言ってんだこの人……ちょっと痛い人か?



『失礼ですね。私は痛い人じゃないですよ?』



「えっ?本当に心が読めるの?じゃあ俺、マジで他の世界に来ちゃったの?」



『はい、来ちゃってますね。』



来ちゃってますねって軽い、軽いよ神様…



「…ちなみに元の世界に帰ったり出来ますか?」



『私の力だけでは送り返すのは無理ですね

今、あなたにある選択肢はうちの世界で暮らすか消えるかのどっちかくらいですね』



帰れないのか……ん?なんか今嫌な選択肢が無かったか?



「あの……何が出来るんでしたっけ?」



『だからうちの世界で暮らすのか』



うんまぁ帰れないならこっちの世界に入れてくれるのはこちらとしてもありがたい。



『消えるかですよ?』



「消える⁉︎何故に⁉︎」



『あなたは今どこの世界にも属していない状況なのでここまま放っておくとそんなにすぐではないですが存在自体が消滅してしまうのですよ』



なんてこった俺、今すごくピンチじゃん!



『どうします?消えるのも可哀想ですしうちの世界に属して生きていきますか?それとも消えるのを待ちますか?』



なんだこの選択肢、もはや選択の余地なんてないじゃないかこんな早く死にたくないよ!



「消えたくないのでそちらの世界に行かせてください!」



俺はその場で頭を下げてお願いした。



『分かりました。では私の世界に属してもらいます。』



「あれ?なんだかあっさり入れてくれるんですね…まさかその代わりに魔王とかを倒せとか言うんですか?」



『いえいえ魔王は居ますがその辺は私の世界の問題なので無理に倒せとは言いませんよ』



半分冗談のつもりだったけど、魔王いるのか…まぁ倒さなくても良いって言ってるしいいか。



『他に質問はありますか?』



「そうだ、あなたの世界では魔法は使えますか?」



異世界と言えば魔法だもんな…折角だし魔法があったら使って楽しみたいしな。



『ありますけど、あなたはほとんど使えないと思いますよ?身体からだの構造がうちの世界と少し違いますからね。』



「そ…そうですか。魔法、使ってみたかったな…」




『…じゃあ代わりに能力を一つあげましょう』



「能力ですか?」



『はい、えーとどれがいいですかねーあっ!では【制限リミッター】をあげましょう』



制限リミッター?」



『はい、あなたや他の人の制限リミッターを解除したり逆に付けたり出来ます』



制限リミッター…あまりピンとこない能力だな…



「…他にありますか?」



『…魔法が使えないあなたにはその能力くらいしか使えるのが無いんですよ…』



「そうなんですか…」



まぁ、神様がくれるんだからきっといい能力なんだろう…



『いいですか?あなたにはまず魔法を発動させる為に必要な空中のマナを魔力に変換する力かとても低いので普通の能力ではあなたはほとんど使いこなせないのですよ?』



「はぁ、じゃあその制限リミッターならこんな俺にも使えるんですか?」



『はい、逆に私の世界の人々にはこの能力を完全には使いきれませんね。』



「なんであなたの世界の人々だと使えないんですか?」



『私の世界の人々は魔法に特化した人がほとんどなので身体からだがあなたほど丈夫ではないので限界を超えた力に身体からだがもたないからです。しかしあなたは異常な位 身体からだが丈夫なので完全に使えるのです。なので正直今まで完全に使えた人が居なくてあまり私もこの能力の事は分かってないんですよ。なのでいろいろ試してみて下さいね。』



なるほどまぁこんな身体からだなんで丈夫なのは分かるが…よく分かって無いの渡しちゃうのかよ神様…



『では、そろそろ私の世界に送りますね。頑張って下さい。』



すると自分の足元が光初めた



「えっ⁉︎ちょっと!まだ聞きたい事が!」



いろいろ読んでいたら書いてみたくなって投稿しました。

初めての投稿なのでよろしくお願いします。

不定期で更新していくと思います。


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