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A(キス)で始まる。

「なぁ」

「・・・なんだ」

「キスしてぇ」


露西亜語で書かれた封筒をピッ、と中指で弾いた。


「交渉決裂だ」

「えぇえッ?!!」

「仕事の話だ」

「あぁ・・・」


なんだ、泣きそうな面しやがって。


「たまってるのか?」

「違ぇ・・・」

「女を呼んでやろうか?」

「違ぇ・・・っ!!」

「クッ・・・」


思わず、口端が弛んだ。


「アンタ、イジが悪ぃなぁ…」


くしゃり、と彼が笑い、前髪をかき上げた。


「かなりの馬鹿だろ」

「エエェッ?!!」

「いつになったら奪いにくるんだ」

「!、いいのっ?!!」

「ひよっこが」

「うわぁぁ〜いっ!」


イヌみてぇに飛びついてきやがる年上、長身、バツイチ、顔良し声良しスタイル良しのドヘタレ男は、一世を風靡したちょいワルオヤジタレントでした…!!!

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