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No.1683.この声よ 君の下に 届け
降りしきる雨の中 曇る窓からのぞく君のため息を感じた
空が違うだけで こんなにも違うなんて
その場にはいないけど
揺れる木々 吹きすさぶ風は激しいのだろう
戦ぐ風が吹く この道を僕は歩く
月の明かりが僅かに届く
等間隔で植えられているポプラが癒しをくれる
すれ違う人もいない 真夜中一人だけど
胸の前でハート型に指を組んだ君の笑顔を
思い出して こっそりと嬉しくなった
目をこらしてみると今にも咲き乱れそうなつぼみ達が
ところ狭しと並んでいる
今この手には何もないけど
いつかこの並木道を白い綺麗な肌の君の手をとって
二人誰もいない真夜中 一緒に歩きたい
弱くてちっぽけな僕だけど
頼りないかもしれないけど
この身を挺して君を守り抜くよ
いつまでともに歩けるか約束は出来ないけど
二人ともに同じ夢をみていよう
この声よ 届け この声よ 届け
君の下に 届け この声よ 届け
この声よ 届け この声よ 届け
君の下に 届け この声よ 届け




