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No.1678.大渦
曇った瞳にうつるのは失われた欲望だけ
耐え難い眠気に支配され消え入りそうな意識
負に傾きはじめると止まらない
自分自身を壊しかねない妄想が膨れ上がる
寝不足に寝不足を重ねて頭の中がどうにかなってしまいそう
意図しないところで君を傷つけてそうで今日も自己嫌悪
二枚しかない微笑む君の写真を一人眺めていた
その瞳は今何を思っているのだろうか
飲み干したはずの涙があふれ止まらない
過去のトラウマに飲み込まれて大渦の中に消えていく
物凄いはやさに体はちぎれ飛び散った
抑えがたい不安に潰されて掻き消されそうな理性
マイナスの方向へ浸蝕してゆく
最悪の現実を夢想して砕けた魂
胃痛からはじまりもはや手におえない精神状態
思いもよらない事にならなきゃいいんだけども
既に朽ちかけている信じる気持ちをなんとかしたい
その心に少しでも僕はいるのか
飲み干したはずの涙があふれ止まらない
過去のトラウマに飲み込まれて大渦の中に消えていく
ちぎれとんだ肉片には面影もない
それでも勝手に静かにまわっている 大渦




