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君へ

作者: 夜不可視

君へ


僕が一番会いたい人に

僕はもう会えない

僕が一番願うことを

誰も叶えてくれない

君と初めて話した場所に

あるのは僕の抜け殻だけ


君からもらったプレゼントは

僕の思い出の中に

君と初めて見た空は

あいかわらず綺麗なまま

でも隣を見ても

そこには誰もいない

大切なものを失くしたのに

世界はなにも変わらなくて

変わってしまったのは

僕の平凡な日常だけ


神様にどんなにお願いしても

叶えてはくれないと思うから

もう一度会いたいなんて

願いはしない

そのかわりひとつ聞かせてくれよ


天国で会えたらなにを話せばいい?


またいつもみたいに

たわいもない話をすればいいのかな

こんなこと

神様なんかに聞いてもわからないと思うから

今からじっくり考えるよ

また君に会っても恥じないように

精一杯生きて考えるよ

だからまたいつか会おう

その日が来るまで


ごきげんよう



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