はじまり1
はじめましてちゃがま蓋です。
今回初めての作品なのでご不快な点もあるかと 思いますがその時は改善などをする所存でございます。
今回のこの作品楽しんで頂けたら幸いです。
私の一生は…言ってしまえば勝ち組だったと思う
企業を起こし、数年後には全国的に知れ渡る有名企業となり、3ヶ月後にはイケメンの彼氏と結婚…
もちろん子宝にも恵まれた
しかしまさか私がこんな事になるとは思わなかった
目の前に広がる昼間から酒を飲むガラの悪い男ども
そして銃刀法なんかなくほとんどの者が武器を帯刀…しかも私は赤のラインが入った謎のローブを着て酒場の様な場所の入り口に立っている
「無理…」
思わず顔をしかめ思ったことが口に出てしまった
(え…?なんでこうなったの?)
頭を抱えて先程までの事をよく思い出す
ー遡って10分ほど前彼女は企業との契約を結び、その企業の見送りに外へ行こうとしていた。
しかし途中階段でヒールのかかとが折れバランスを崩してしまい頭を強打
脳挫傷でそのまま亡くなったのだ
そして彼女の魂は一度天国に行き随分適当な金髪の男の神に会った
出会って早々に男の神は
「転生の特典つけとくからここで頑張ってー」
とだけ言うと彼女の意見を聞くどころか(それよりもまず彼女が唖然として何も言えなかったが)そのまま異世界へ転生させたのだった…ー
一通りの回想が済むと彼女は心の中で適当な神に対しての愚痴を言いつつ近くの木製の机と椅子のセットに腰を下ろし机の上でうつ伏せの状態となる
「…くそ、アイツの顔よく見とけば良かった…」
唯一覚えてる金髪を頼りに顔を思い出そうとするが
不毛になりすぐに諦めた
「うん…?」
何となく胸に違和感を感じ探ってみるとそこには手のひらサイズ位の紙が折られて入っていた
その紙の表には日本語で『読むべし』とだけ書かれていた
紙を開くとそれには箇条書きで様々なことが書かれていた
第2の人生はオワコンだった…いかがだったでしょうか?
私はこれが初めてなのでどう思われたかとても
ドキドキしております。
最初なのでかなり話が短く切っておりますが
少しずつ増やしていこうと考えております。
最後に一言だけ、この作品を面白くても面白くなく感じても読んでいただきありがとうございます。