「 話題のRPGの世界へ、了承した覚えもないのに気づけば召喚された後でした 」

学生として最後の長期休暇を満喫しようと、話題のRPGを手に入れた森山美怜。いつのまにか眠ってしまい、目を覚ましたらそこは見知らぬ森の中――って、まさかここって満喫しようとしていたRPGの世界なの！？　「ちょっと勝手に召喚しないでよ！？」了承した覚えもないのに、適正があるからと異世界に召喚され、その上『光の使者』という称号を与えられた美怜は、神獣だと言い張るぬいぐるみと契約し、自分の力を磨きながら仲間を探し、魔王を倒す使命を果たさなければならない。そんなこと突然言われても……ゲームの世界のようで、現実のこの世界にどう向き合っていけばいいの……と、普通は嘆くところ、美怜は「まぁなるようになるか」と取り敢えず楽しむことにした。