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消失。
「ここにいたいんです、」
「それは、ご法度、」
「わかってるけど!」
「とりあえず、話は終わり。」
彼女の笑顔を守りたい。
ここまでそんなに思ったことないのに。ここ数年で急にそんなのを強く抱いてくるなんて。
はやく、放課後にならないかな。
放課後になった。
やっと私の地獄な時間が終わりを告げた。私は走ってあの芝生に向かう。
「えっ、」
彼の姿が見当たらない。
私は彼の姿を求め、あの笑顔を求めて、芝生付近を必死で探した。
「なんで、なんでなの、」
私のそばから、あの彼が消えました。




