表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

私の癒し。

まただ、私はあの芝生に足が進んでいってる。


あの日から、放課後に会うこの時間がすごく楽しみで。

彼のこともだんだん少しずつ、わかって来ていた。それなのに、




「あんまり近づくな。」


「なんでですか!?」


「そこまでまだ仲良くないやろ。」




距離を置かれてる。

私、これでも頑張ってる方なんだけど。なんて。











「え、はたち?」


「うん。」


「それさ、年上ってこと?」


「そういうこと。」


「どういう人なの。」




私の親友の莉奈。こういうところで際どい質問をしてくるわけで。

私の中で、あの人は一言で表せない。だって、まだ3日しか経ってない。

それなのに、どういう人って言われても。




「一言で表せない時点でアウトー!」


「え、、きつ。」




彼って、どういう人なんだろ。





・・



「で、どういう人か知りたいと。」


「はい!」


「あまりにも直球過ぎん??」



いつもの芝生での会話。これが、私の癒しな訳だけど、そんな中身のない会話をしたいわけじゃない。

もうちょっと、ほら、ね??




「どういう人かなんか、わかるはずないやろ。一番わかるのは周りの人やと思うけど。」


「え、」


「お前さぁ。」


「はい!」


「あまりにも質問多すぎるから、1日1個な。」




1日1個の質問、今日で、使い果たしたのだろうか。

そんなことを思ってると、隣で急に笑い出す。



「ほんま、面白いなぁ、お前。」


「え、」


「え、しか言うことないん?笑笑」



そう言ってもらえるだけで、少しだけまた心が癒される。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ