理不尽、暇してる大人です
全然進まない〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アァァァッァァァッァぁぁぁぁッァァァッァァァ
タイピング音が煩いです。
すみません。
「私のパーティーを紹介します。
まず、そこの中肉中背の筋肉はダイレン、
その横にいる、長身細身のメガネはリー、
あちらの聖職者風の魔導士はカナです。」
「筋肉にメガネにカナだな。」
「はいそうです。」
「クラウスちょっと待てい。」
「そうだ。
私の本体はメガネではないぞ。」
「かわい〜。」
「「「え?」」」
「全員表に出ろ……。」
その後、聖職者風の女よしよしされている残念な女とボロボロになっている男三人が酒場から出てきた。
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「で、オマエらは何が出来るんだ?」
「私は剣と神聖魔法、俗に言う聖騎士の役割です。」とクラウス
「俺は重盾と大剣、重戦士だな。」とダイレン
「私は雷撃魔法と火炎魔法を上級、魔導士だ」とリー
「わたしは治癒魔法と加護と無属性系列の魔弾を少し。」とカナ
「男どもは無能だな。
ていうかカナが有能すぎん?」
「無能ですいません。
うちにはもったいないくらいですよ。」
「そうか。」
「無能とはどういう意味だ?
私は二つの属性を上級で使えるぞ。
筋肉よりマシだ。」
「だからどうした?」
「だからだとっ!?」
「治癒魔法に加護、それに加え魔弾だぞ。
オマエなんかと比べるまでもない。」
「そ...それは。」
「性能で言えば上位クラス。
ほとんど彼女だよりじゃないのか?
寄生虫くん?」
「ぐぅ、きさまぁ。」
「はいはいやめてね。
明日には出発なんだから揉めるなよ、リー。
それにリズハルトさんもです。」
「煽り耐性がない方が悪い。」
「.....明日私の魔法を邪魔したら許さん。
せいぜい黙って見ておけ」
「分かっているさ。
ただ、子供が粗相をしたら綺麗にしてやるのが大人だろう?」
「フンッ !!!」
クラウスの胃はぎゅうぎゅうと唸っていた。