理不尽、口も上手い
進みたいのに進めない苦悩 orz
お詫びに今日中に新話書くかも.....
改)仕切りの傍線が長いので消しました。
今後、修正したらこのように報告させて頂きます。
『竜を捻りに行くだけだよ。』
今思えば私の中の常識というものはその言葉が出た瞬間に消え去ったのだと思う。
そう、クラウスは思うのだった。
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「すいません、多分過労と心労のせいで耳がおかしくなったのだと思います。
もう一度お願いできますか?」
「いいぞ、何度だって言ってやる。
今から、竜を、狩るんだよ。」
「レッサードラゴンやワイバーンのような飛竜種ではなく?」
「そんなものただの飛んでるトカゲだぞ。
医学的にも別物だと分かっている。
まだ竜であって龍じゃないだけマシだな。」
「龍って……。
あなたのようなご婦人は知らないでしょうが、飛竜種、竜種、龍種にはそれぞれ隔絶した力の差があるのです。
そのようなことも知らないで軽々しくも竜を殺すなど……、
自殺行為ですよ。」
「婦人…婦人か…、悪くない…。
フフフ……。」
「何を言って......」
その言葉は最後まで続かなかった。
目の前には先ほどの少女じみた顔はなく、
化物じみた威圧を放つ得体の知れない女がいた。
「だがな、我々冒険者にとってそれは最大の侮辱だぞ。
オマエはわたしの何を知っているんだ?
わたしがどれだけ出来るかも知らないのにな。」
その顔には嘲笑を含んだ野生的な、凄みのある笑みがあった。
「申し訳ない....。
そのようなつもりでは」
冷や汗で背中に服が張り付く。
「ふむふむ、
つまりこちらが女という事と子供みたいだったから、
無意識的に何も知らないアホ魔道士だと思ったワケか。
少々ムカついてきたな。」
脂汗がしたたり落ちる。
「いえそんな事は」
「あるんだから仕方ない。
とりあえずもうあまり時間もない。
さっさとメンバーを集めてミーティングだ。」
「はい....。」
あれ?
なんかやばそうだったけどなんだっけ?
まぁいいや、みんなを呼びに行こう。
「ふぅ〜。
上手く丸め込めたな.....。」