3話 装備確認と巡礼へ
まだまだ、設定偏です。
不思議な巾着袋を自分が拾い上げる。
教館長が、興味津々だったが、神様から、人には、見せないようにと言われていると告げると、残念そうに諦める。
裏山に入り、結界を張る。
不思議な巾着袋を確認する。
巾着袋は、どういう仕組みなかの、生き物以外を畳半畳ぐらい収納出来るが、神様特製なので、大型バス1台ぐらいが収納出来る。しかも、特定の物は、声に出すか念じるだけで、手の中に出てくる、特別性能付き。石が付いていて。その、石に血を付け、魔力を登録すると、本人以外は、出し入れが出来ない。魔石と名前が付いている。
巾着袋は登録済みなので、袋から刀を二振り出し、テルサから、借りたナイフで指に傷を付け、柄に付いている、魔石に血を付ける。
槍などの他の武具も登録した。
ブレスレットを取り出し、付いている、10個の色違いの石に血を付けて行く、ブレスレットが鈍く光。登録完了。
最後に、巾着袋から、白い硬貨を出す。世界に2枚、これで3枚目となる、神の硬貨だ。 硬貨に血を付ける、鈍く光。登録完了。
ブレスレットを腕にはめる。 あらかじめ、教えてもらった呪文を唱える。
「鎧装備」
青い光が包む。日本型の黒い鎧を身に付けていた。
飛び羽て、音と装着感を確認する。
刀を抜刀して、感触を確かめる。
2時間程して、教館の裏山から、教館に入る。
テルサが声をかけてきた。
「お疲れ様です、装備の確認はどうでした」
「おおざっぱには、確認できたかな。ありがとう。ナイフを返すね」
テルサに借りた、ナイフを返す。
「シン殿は、武術に秀でていると、聴きています。一度御手合わせ願います」
「巡礼の間で良ければ、時間のある時に」
「ありがとうございます。楽しみにしております」
テルサは、ウキウキした感じがして、自分は少し引く。
2日後、巡礼の用意が整い、自分を含めた、3人が祭壇の前で、教館長の説明を聞いた。
「巡礼では、基本的に、祝福や治療に薬のお礼として、金銭または食料を、お布施として頂き、それで賄うのですが、この度は、妖精族を助けるようにと、御告げがありました。特別に5万マル硬貨6枚と1万マル硬貨10枚を渡します」
「はい。確認しました」
自分が答える。
「シン殿。神の硬貨を出して下さい」
ざわめきが幹部からでた。
硬貨に魔力を込めてから、机の上に置く。
硬貨は、魔力が無いと、無印だが登録した魔力を込めると神の紋章と登録者の名前が浮き出てる。
「はい。確認しました。これで、世界に3枚目の神の硬貨です。大事にして下さい」
「はい。解りました」
「不思議な巾着袋と教館の硬貨を渡します」
机に3つの巾着袋と3枚の無印の硬貨が、並べられた。針が置かれ、指に傷をつけ、巾着袋の魔石と硬貨に付ける。硬貨には教館の印と裏に、登録者の名前が浮き出る。
「身分証明書にもなります。無くさないように。これで、巡礼の準備が整いました。3人には、神々の祝福がありますように」
「神々の祝福がありますように」
教館の職員全員に、見送られて、自分達3人は、巡礼に出た。
やっと、戦える。
次話の最後で、着ぐるみ登場予定。