表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

昔々ある所にウサギの夫婦が住んでおりました。


二匹はごく普通に出会ってごく普通に恋をしてごく普通に結婚しました。ただ普通と少し違っていたのは、ウサギの旦那さんは本当はオオカミで、ウサギの奥さんは本当は魔女だったのです。


ある日の事でした。

ウサギの旦那さんはウサギの奥さんが言いました。


『今夜は外に食事にでも行こうか』


ウサギの奥さんはとても喜びました。


『じゃ着替えてくるから待っていてね』

と、部屋にこもったきり出てきません。


あんまり待たされるのでウサギの旦那さんはそ~っとウサギの奥さんの部屋を覗いてしまいました。


するとちょうどウサギの奥さんが洋服のいっぱい詰ったクロゼットを前にして、自分自身に魔法をかけていました。


『大変だわ。困ったわ。着ていく服がないわ』


――そのクロゼットに詰った服は本当に見えてないのか?


と、いう心の声をしまったウサギの旦那さんはそ~っと部屋の扉を閉めるのでしたとさ。


めでたしめでたし。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ