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恋花 -koibana-
恋愛、というよりは、「愛」そのものの詩です。
恋花の種 生まれた時には
もう芽が出ている
自分で水を注ぐことはできないけれど
人に注いであげよう
愛という水を 溢れんばかり
いつか自分も 注いでもらえるように
人を愛せば 人に注がれ
人に恋すれば 自分に注がれてゆく
溢れれば他人にも分けてあげよう
枯れないように 枯らさないように
大輪の花を咲かせられるように…
心は土 撒かれたのは親愛の肥料
恋花の根は 嬉しそうに身震いする
多すぎることはない
足りなくならないように
大粒の実が生るように
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