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勇者枠、満席。――クレーム係は異世界に誤配属された

作者:ちわいぬ
最新エピソード掲載日:2025/12/22
勇者召喚の常識がある世界で、勇者は“英雄”ではなく“災害”だった。
勇者の言葉は世界の魔力循環に刺さり、希望なら結界を強めるが、不満や恐怖を吐けば「揺れ」が起きる。結界が薄れ、治癒が不安定になり、人心が荒れ、魔物が活性化する。

勇者枠が満席になったある日、コールセンターの苦情対応係・透はエラーコード《404》で誤召喚される。配属先は勇者療養院――通称「処分場」。
そこで彼が任されたのは、勇者が叫ぶ前に苦情を処理し、同意書で“声”を預かる手続きを成立させることだった。

「医療」「保護」という正義の言葉は、拘束を隠す。
救うための制度が、閉じるための制度へと変わっていく中、透は気づいてしまう。
この世界を救うのは剣でも魔法でもない――言葉の檻を作る者だと。

勇者を救わないほど世界は安定する。
その安定のために、透は自分の良心を少しずつ削り、やがて“正しい文書”で世界を支配し始める。
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