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39話


 「せん・・・ショウ!!お姉ちゃんにあれはやらせ過ぎだよ」


「キスさせたこと??本人が同意したからな」


「でも、そん」


俺は川宮の妹の口を塞ぐ


 「俺はその分こうやって、姉のを塗り替えてるから」


「と言うか、私と付き合ってるのに、姉とキスしたなんて」


「悪いのか??」


「悪・・・いわよ」


「でも、それを平気で俺にしてただろ。」


「そうだけど、私達は反省して」


「でも結果取り返しの付かないことが起きた。」


「・・・」


「確かに大半が俺のせいだ。だがら俺は償うし、みんなが償わないのが許せない。」


「先輩」


ーーーーーーーー


 そして、川宮は上手くそれぞれを騙しながら様々な人と付き合うことに成功する。


 最初は反対された。


 「そんなの出来る訳ないよ」


 「別に全員に全話に隠して貰う必要はない。このクラスには騙すのが好きな奴が沢山いる。」



ーーーーーーー


 「この関係は秘密にしてね」


「あー、わかったよ。」


「そうだ、私さぁ町田のことがさぁ」


ーーーーーーー


  「町田くんこのことは秘密ねぇ」


「あー、浮気されてるとも知らずになぁ。まじウケるわ」


ーーーーーーーー


 俺は川宮が誰かと付き合う度に、塗り替えるように彼女にキスをする。


 「ショウくん、まだ町田の感覚が残ってるの」


「いいぞ、もっとしてやる。」


 「ねぇ、ショウくん私のことを愛してる?」


「あー、愛してるぞ」


「嬉しい」


ーーーーーーーー


 そして、俺はこのクラスで元から俺くらい純粋な奴、自分は他人を支配していると思ってる馬鹿な奴などの情報を拾い上げた。


 「ねぇ、ショウくん、本当にこの写真、渡しちゃうの?」


「あー、本当だ。」


「でも、私のこんな姿ショウくん以外に見られたくないよ」


「俺はみんなに、川宮の良さを伝えたいんだよ。」


「ショウくん・・・わかったよ。」


ーーーーーーーーー


 そして、ある日クラスで。俺を騙し、大宮と繋がっていながら中身は純情で人を愛しやすい奴に一言を言う。


 「何だ??小宮??俺が川宮と付き合ってることを知って文句言いに来たのか??」


「違う、俺は今そいつの妹と付き合ってんだよ。ほら写真」


「本当だ。」


「俺が傷付いた時に励ましてくれてな」


「そうなんだ。」


 「で、問題なんだけど、俺のところにこんな写真が届いてな」


「はぁ??何これ??どう言うことだよ!!」


「俺も付き合っていた時はこんな姿一度も見たことなかった。」

嘘だが、何度も誘惑されて見た。


 「俺も見たことがない。」


「流石にこれはやり過ぎだと思ってな。あと俺は別れた元カノのこんな姿は見たくないし、今は妹と付き合ってるから問題にしたくない。だからこれをお前に言いに来た。」


「なるほどな」


「どうやら、俺の彼女から聞いてな。お前、相当仲が良いみたいじゃねぇか。妹は、毎日その話を聞いてるようだぞ、」


「それは嬉しいな、なら尚更この写真を送ったやつが許せない。」


 「あー、このことをな妹に聞いたら、元カノが泣きながら妹にこのことを言ってたみたいだ。そして町田が無理矢理襲ったみたいだ。」


「許せいな。」


「ずっと脅されてみたいだぞ、そしてこれがその証拠。」


 


 

 

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

 あと5話以内で終わる予定


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