23話
学校 放課後
放課後になると俺は真っ先に帰るインキャボッチをしている。
俺は自転車を取りに行くと、そこには元カノの妹が居た。
「どうしてここに??」
元カノの妹は姉より頭が悪く、別な学校を受験している。
「お兄さんに会う為です」
「何の用??姉のことなら断るけど」
「違います。今度は私のお願いをしに来ました。」
「何のこと??」
そして、俺の唇にキスをした。
当然のことでガード出来なかった。
「なに???」
「えっ!!!!何してるの!!!」
後ろから元カノの声がする。
「あの、ショウ先輩、私を彼女にしてくれませんか??」
「嫌だけど、」
元カノが俺の前に立つ
「ショウくんは私のもの!!私の大切な唇をよくも!」
「いや、それも違うけど」
「ショウくん!!」
そして元カノが俺に口を向けて来たがそれは回避した!!
「妹とはして私はしないの!!」
「しないよ!!」
「二股する姉のキスなんて誰でも嫌だよ!それよりお兄さん私ともう一回」
そっちもなんとか回避する。
「私、本当は最初、貴方のこと馬鹿にしてました。けど段々と良いところを知って、本当はずっとお姉ちゃんが羨ましかったんです」
仮にこれが本当だとして、馬鹿にしてた時点で嫌だわ。
「へーぇ、とりあえずごめんなさい。」
「ほら!ショウくんもそう言ってるから、じゃないと。許さない」
「私、諦めません。絶対に!!」
「マジで諦めて」
俺は長引く前に自転車に乗った。
「あ、ショウ先輩!!」
「許さない、ショウくんにキスを・・・許さない」
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陰で修羅場を見る妹が居た。
「お兄ちゃん」
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次回、妹の過去編予定