15話
それからも、私とショウくんの関係は続いた。
ショウくんはどんどん良くなって、気がついたら前みたいに恥ずかしがることも無いし、私の好きなことに沢山合わせてくれる。
逆に本命だった、大宮との関係は悪くなっていく。
最近私が、ショウくんと比べるようなことを言ってしまったからのようだ。確かにショウくんも良いところはあるが、大宮のワイルドな所の方が好きだった。
そして、喧嘩した。
理由は、大宮がバックれたからだった。
その日はショウくんとデートの約束をしていたが、断ってまでこっちを優先したのに。
私は結局、その日誰とも会わずに一日を過ごした。
次の日、私は大宮に怒ったが、悪い悪いと簡単に流された。
私は、その後ショウくんに謝りに行った。すると彼はプレゼントを渡してくれた。
「えっどうしたのこれ??」
「本当は昨日渡そうと思ったんだけど、昨日会えなかったから」
「そうなんだ、ごめんね。でもどうして急に??」
「えっ、」
久しぶりにキョドってる。昔はキモく見えたが今は可愛くも感じる。
「付き合ってから一ヶ月ってプレゼントあげたりするんじゃないの?)
「あっ、」
完全に忘れていた。
「良かったー、ショウくん忘れてるかと思った!嬉しい!ありがとうね」
そして、そのアクセサリーも売った。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
過去編まだ続きます。