14話
元カノ視点
ショウくんは、普段は陰キャで遊んだら直ぐに壊れそうで面白く無さそうだったから、クラスの女子達と程よくパシリとして今後調教する予定だった。
だが、真宮を虐めていた時、予定が変わった。
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私は大宮と付き合っていたが、大宮と一緒にショウくんを遊ぶことにした。
告白したその日、めっちゃキョッドっててキモかったが、同時に面白かった。
彼は全く彼女慣れ所か、女の子に全く慣れていないようで、話す時によく噛むし、緊張しているのが見え見えだった。意外と女の子の好きな話題は妹がいる為か知っていた。
私はこうやって毎日嘘の彼氏を見て楽しむ事が行えると思っていたら気分が良かった。
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ショウくんと連絡を毎日やっている。大宮を優先しながら。
陰キャもSNSだったら普通に話せるようで内容もそれなりに面白かった。直ぐに返信するのが面白い。私は大宮の方を返していて遅いのに
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付き合っているうちに、
彼は人に気を遣うことがとても得意だった。最初は怯えて聞くだけだと思ったが、相手のことを理解して、細かいことで気を使う人だと分かるようになった。
少しずつ、ショウくんのことがよく見えて来た。
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1ヶ月の記念より、先に私の誕生日が来た。
私はショウくんの誘いを断り、大宮の方に行った。
プレゼントを貰った。アクセサリーだった。
正直センスが良いなと思った。私は結構気に入ってた。
「それ、売れそうじゃん」
私はそう言われて売った。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
過去編続きます。