11話、、
「ショウくん、ごめんなさい」
雑音は無視してイヤホンをつけてゲームをする。
前は元カノとの時間を増やしたくて早めに登校してたけど、これからはもっとギリギリでいいな。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
横で土下座しているが無視しよ。
と言うか、土下座したら許して貰えるって思われたのか。
俺は強気な上司じゃねえよ。
授業が始まるまでゲームをした。
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授業が終わった。
元カノは直ぐにやって来た。
「ショウくん、ごめんなさい」
俺はイヤホンつけてゲームをする。
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昼休憩になった。
「ショウくん、ご飯作ってみたの食べてほしいな」
元カノはたまにご飯を作ってきていた。
食べ物を粗末にはしたく無いが、ごめんなさい。
俺は自分で作った弁当を持って移動する。元カノは当たり前に付いてくる。
「ついて来ないで」
「私、ショウくんと常に一緒がいいから」
昔、似たようなことを言っていたが意味合いが変わって聞こえるな。
とりあえず男子トイレに向かう。
大変申し訳ないが個室を独占させて貰うことにした。
そして、トイレから出ると元カノはいた。
同時に人も集まっていた。
そりゃもう情報も回っているだろうし、男子トイレに長時間待たされたらそうなるよな。
「一緒に食べよう、ショウくん」
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