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『 堕天使転生 』 ~~ Reincanated FallenAngel Save the world by Kissing ~~  作者: スピンクス・ノーバ
第Ⅰ期 Lip Magic Generations
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7 謎の大陸 ①

 アトランティスには、我々のパーティの他に5組のパーティが来ていた。

 上陸してすぐに大陸の奥地に行くもの、ギルド支部に行くもの、野営の準備をするもの様々だ。上陸した時にはすでに午後3時を回っていた。

 我々は初めてだったので、まずはギルド支部に行ってみることにした。


 アトランティスのギルド支部には窓口は1ヶ所しかなく、総合窓口だけだった。

 しかも職員も1人しかいない。その職員に、ないとは思うが、泊まるところがあるか聞いてみる。

 「ありませんよ~」とのことで、このギルド支部にも職員が1人泊まれる設備しかないという。もちろん、食堂もない。


 ギルド職員は明日早朝には蒸気船で帰るらしい。

 ギルド職員に総合窓口で、この大陸の地図や魔物図鑑は売ってないか聞いてみたが、それもないとのこと。まったくもって、謎の大陸である。

 でも、しっかりノブにもらった地図はあるもんね~と内心ほくそ笑む。


 その後、パーティで相談し、今日はこのギルド支部の近くで野宿することにした。泊まるところはないと聞いていたので、キャンプの準備はしてきた。

 蒸気船でも1泊はできるらしいが、冒険者となって初めてのキャンプなので船員に教わりながら設営してみた。

 冒険者なのにキャンプもできないのかと思われるかもしれないが、この世界は宿泊施設が整っており、これまでその必要性がなかっただけである。


――虫△虫――


 その他元冒険者の船員にこの大陸で注意しなければいけないことなどを教わった。

 見た目もかわいい紅々李が聞くと船員はなんでも教えてくれる。

 やはり注意すべきことは、この大陸には先住民がいて、その狩場を犯さないようにすること。

 そしてエルフは自然破壊を極端に嫌うので、ゴミやタバコを捨てたり、火の後始末には注意をしろと言われた。


 タバコは吸わないので関係ないが、火の後始末には本当に注意しよう

 ……美夜もいるしね。森を燃やしたらとんでもないことになりそうだ。

 魔物を狩ったり、動物を必要最小限で食料として狩ることは問題がないらしい。


 外の気温は、夏から秋にかけての季節で寒くはない。少し蒸し暑いくらいだ。

 キャンプで嫌なのは、やはり虫である。

 以前作った、ケセランパサランの「強酸性の毒成分」を1000倍に薄めた殺虫液があるので、それをテントに塗っておいた。


 さて、夜食の準備だ。

 海も近いし魚釣りでもしてみよう。

 ギルド支部の窓口に行ったら、釣り道具と餌を貸してもらえた。

 ギルド支部では釣った魚の3分の1を収めてほしいという。……さすが、そつがない。


 餌をつけ、釣り糸を垂らしたら、すぐに魚がかかった。岸壁で皆で釣りをしていたら1時間としないうちに見たこともない魚が30匹ほど釣れた。たぶん、この付近は釣りや漁をする人はほとんどいないであろうから、入れ食いなのも肯ける。……でもこの魚、食べられるのか?見るからに毒々しい色をしている。遠くで船員たちも釣りをしていたので、蓮月たちが10匹ほど持って行って食べられるか聞いてきた。内臓を食べなければだいたい大丈夫だそうだ。

 10匹をギルド支部に持っていき、魚をさばいた後、半分は保存食として日干しにした。残り半分は、焼いて食べることにした。


――虫虫虫――


 翌日、朝になると、見たこともないカラフルな羽虫がテントを囲むように落ちている。

 殺虫剤が効いたようだ。

 これも自然破壊? と少し心配したが、うちの乙女達が虫に襲われるより怖いことはない。場合によっては、虫を嫌がった乙女達が雷や火事や洪水を起こしかねないからだ。

 そっちの方が深刻な自然破壊だろう。おかげで平和な朝を迎えることができた。


 この殺虫剤はなかなかの効き目だ。この謎の大陸でも生活していけそうである。虫はウイルスや細菌、謎の物質など何を持っているか分からない。もしかしたら魔物よりもやっかいな生物だと思う。


――虫虫虫――


少しずつ読者も増えてきているようです。

今日はおまけして、もう一話正午に追加します。


★ほしいな。

よろしくお願いします。

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