10 藍の温泉①
*皆さんお待ちかねの温泉タイムです。
今日はこのガプリ島に来て4日目、午前中温泉を楽しみ、午後はローマまで帰ることにしている。まだ、洞窟内には魔物は復活していない。
昨日見つけた温泉まで、急ぐ。午後はローマまで行って、鑑定してもらわないといけない。
藍の洞窟で見つけた温泉なので、藍の温泉とでも名付けよう。といっても誰も来ないと思うが……。藍の温泉に着いた。
さっそく皆、服をするすると脱いでいく。真っ裸ではなく、中には水着を着てきた。
温泉はけっこう広く、25mプールくらいある。皆、思い思いの形で温泉を楽しんでいる。
泳ぐもの(クロ、瑠璃)がいれば、滝に打たれるもの(美夜、日葵)、ゆっくり温泉につかるもの(紅々李、碧衣)、岩盤浴を楽しむもの(蓮月、私)それぞれだ。
私が温泉に入ると、後ろからクロがガシっと羽交い締めしてくる。……オイオイ胸が当たってるぞ。温泉もゆっくり楽しめないな~って考えていると、クロめがけて、瑠璃がキッ~~クしてくる。クロはサッと私を盾換わりにする。
みごとに私の顔面にキックが炸裂した。私はぷかりと背を上にして浮かんだ。
皆、笑っている。……まあ、いいか。ここまでいろいろあったからな。
楽しければいい。今日はそんな日だ。
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背を上にして浮かんでいると、温泉の底に何か光るものを見つけた。
3cm四方の深い藍色をした結晶石だ。全部で3つある。
とりあえず、何かわからないので拾っておいた。
他にもあるかもしれないと思って、皆にも探させたら、大きさはまちまちだがそれぞれ1個ずつ拾ってきた。
・・・・・・この場所に来た記念に皆にブローチにしてあげることにしようかな。何かのお守りになるかもしれないし。
温泉にも満足したところで、皆、岩陰に隠れ着替える。
クロはその場で目にも止まらぬに速さで着替えた。すこし、残像のようなものが見える気がするが……言わないでおこう。
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その場を後にし、蒸気船に乗り、ガプリ島を離れナポリを通り、ローマに着いた。
もうすでに午後4時を回っている。
ローマにあるギルド会館に行き、今回の収穫を鑑定してもらう。
2日目の収穫は、宿のおっさんにあげたので、ない。
3日目の収穫は、ケセランパサランの魔核と、ドロップアイテム「雲丹の卵」とケセランパサランの針である。
とりあえず「雲丹の卵」全てと平均的な大きさの魔核を1個だけ鑑定してもらう。全て鑑定してもらうと、ギルドでお金に全て交換されてしまうためだ。
少し研究用にとっておきたかったのと、プロテクター開発に回したかったのもある。やはり鑑定に時間がかかり、1時間も待たされたが、魔核は1個50万円もした。ケセランパサラン亜種藍の魔核で、極めて珍しいという。
その魔核はC級で1個3350Pだった。全部で88個あるので、30800P、4400万円である。しかし、防具を作りたかったので、魔核は10個だけ交換した。針も防具の材料や粘液を調べるため売らないでおいた。
したがって今回の収穫は
ケセランパサラン亜種藍 魔核3500P(1人437P) 250万円
ドロップアイテム 「雲丹の卵」は1kg10万円で、50kg交換したので500万円、併せて750万円の収入だ。
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*ギルド会員証メモ欄 10月15日 437P 累計6386P




