17 Lip Magic Generations
Lip Magic Generations(リップ マジック ジェネレーション)
日本語にすると「口びるによる魔法の世代または年代あるいは時代」という感じかな。オレの魔法で世界を変えていく世代……少し大げさだな。
ひっくるめて、Lip Magic Generations とでもいうべきか。
略してLMGとかリプマとでもしておくか?
でも、オレのスキルの名前だとか安直すぎる感じだけど、いい名前だと思う。
チームのみんながそれで良ければいいや。
美夜がみんなに聞いて、
「いいよ!」「異議なし!」「OKサー」「いいねー」 などの声が上がり、その名前で来年の夏休み後にギルドに届け出ることになった。
「それからリーダーは、ショウにしたよ」 と美夜が私を見つめて言う。
「そこは、美夜でいいんじゃないか」 私はすぐに訂正を求めた。
「いや、私は戦いになると無我夢中になって、我を忘れる。リーダーは冷静沈着なショウがいい」
「それにもう一つ。ショウはこの中で最弱だ。瑠璃も含めて全員の中でな」
えっ! オレってそんなに弱かったの? なんとなく気づいていたけど。改めて言われるとなんか傷つく。
「だから我々、美女軍団がショウを守ることにした。ショウは守りの要でもあるからな」
美女って、自分で言うか?……確かに美女だけど
女子に守られるオレって――少し複雑
「それからさっき皆で話してて分かったことだが、ショウには不思議な力がある。女ったらしのな。そんなに男前でもないし、弱い。
私はあまり弱い男には興味を惹かれないんだが、ショウには初めて会った時からショウを見るたびにキュンとくる」
男前でもないし、弱いとか……確かにそうなんだけど、繰り返し言われるとなんだかなぁ~
「その原因の一つが、ショウの匂いだ。日葵いわく、とても馨しいいい匂いがするそうだ。いわゆるフェロモンだな。
クロがいうには、前の前の前の時からそういう匂いを出していたらしいぞ。だから我々が、悪い虫が憑かないようにショウを守ることにした」
「ショウと美女軍団、名付けてLip Magic Generations
略して L、M、G」
ピッっとみんなポーズをとる。
紅々李と碧衣、蓮月が恥ずかしそうに赤い顔をしている。
クロと美夜、日葵、瑠璃はノリノリだ。
なんだこの変なポーズは?
どっかのテレビアニメじゃあるまいし……この世界にはテレビはないから、クロの影響だな。――これだけは、辞めさせよう。
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