11 移動魔法陣⑧ (蓮月編)
ーー俺はやってしまったのか!?
記憶が全くない。
お酒は飲んだことないし、いくらなんでも記憶がなくなるなんておかしいぞ。
でも――状況証拠が物語っている。
(ショウは推理小説のように頭をフル回転させた)
……
…… だめだ! いくら考えても結論は同じだ。
……
ま、蓮月と夫婦ってのも悪くないな。
とりあえず、蓮月が起きるまで布団で寝ていよう。
……
…… 目が冴えて眠れない!しばらく我慢だ。・・・
「う~ん。ショウくん起きたの?」
「うん。起きた。蓮月聞きたいことあるんだけど・・・」
「ショウくんひどいよ。呼び出しといて先に寝ちゃうんだもん」
「うん。ごめん。あの聞きたいことあるんだけど・・・」
「まず、お詫びにキスして。」
「うん。いいけど、聞きたいことあるんだけど・・・」
Chu~ キスの後、
「――オレ、何かとんでもないことしちゃった?」
「キャ、ショウくんのH。見たでしょ私の裸」
「うん。見えてるし ……何かとんでもないことしちゃった?」
「何もしてないよ。たぶん。寝ちゃったからな~覚えてない」
――たぶんって、怖くて聞けない。
「でも、そういえば ……」
……「そういえば・・・」……ドキドキ
「(膝枕)気持ちよかった?」
「うん。気持ちよかったよ」……分からないとか言えないじゃないか。
――確定だ。
「R15の壁いやR18までいったか?」……崩壊してないといいな。
このことは皆のこともあるし、黙ってよう。
うん、そうする。
――兎月兎――
蓮月にも実践で見せてもらうしかないな。
朝早く、ジャングルまで行く。
蓮月のスキルもすごいな。
オレも少し覚えたけど、まだまだだな。
午後になり、ハクビを呼ぶと、どこからともなくスッと現れた。
ひょっこり瓢箪を持ち、「ハクビ」と呼ぶと、ヒョッと瓢箪に入っていく。
そして午後3時、私が移動魔法陣に乗り、
「蓮月、日本で待ってる」 術者が魔力を通すとパッと消えた。
――兎月兎――
★蓮月視点
フフ。
裸で二人でベッド。
フフフ。
どうしようかな~皆に教えちゃおうかな~
「蓮月、日本で待ってる」
あっ消えちゃった。
「待ってる」だって
フフフ。明日まで一人か~少しお買い物でもしましょ。
――兎月兎――
★ショウ視点
――待ってる」ってもう日本か?
「ハクビ」と呼ぶと、ひょっこりハクビが出てきた。
そこには、日葵と瑠璃と碧衣と紅々李とクロともうすでに美夜がいた。
早いな美夜。
さすが炎炎だ。
今日は、日葵にスキルのことを確認だ。
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*調べたスキルの解説です。
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蓮月は 月の精霊「アルテミス」: 主として月の恩恵と植物操作魔術だ。
植物との対話 :普通にイメージで話せる。
月光の矢 :無数の矢を発生させ、弓もなく射てる。
朧月 : 霧や靄を発生させ、敵を幻に包む。
花道 : どんな場所(水辺を除く)であっても、花の道を作り歩きやすくする。
花筏 : 水辺に花を浮かべ、花の上を歩けるようにする。
根張り: 植物の根を地中に張り巡らせる。
竹山 : 敵に下から、槍状の竹をいきなり発生させ、串刺しにする。
唐変木 :敵が襲って来るところに、木が枝を張り、バリケードを作る。
紅葉:美夜との連携で、相手に落ち葉を大量に降り注ぎ、
美夜が火を発生させることで、赤く相手を染め上げ灰にする。
花吹雪 :碧衣との連携で、花を発生させ碧衣が強い風で花吹雪を起こし
顔に花吹雪を貼り付けることで息をさせない。
月下美人 :月の下の元、蓮月が清浄の光を放ち、魔物や悪魔を駆逐する。
綺羅星 :蓮月最大の奥義。 流星群を具現化し、敵に当てる。
*魔力の強さ(右に行くほど強い魔力を必要とする。)
植物との対話→花道→花筏=根張り→朧月→月光の矢→紅葉=花吹雪→竹山→唐変木→月下美人→綺羅星
*精霊の力を借りているため、月光の矢まではほとんど魔力を必要としない。




