11 移動魔法陣⑦ (蓮月編)
★蓮月視点
キャー、今夜はショウと二人っきり。
みんな日本に行っちゃったし、絶対に邪魔が入らない。
エヘヘ、がんばるぞ~
”トントン” 「ショウくん。入りますよ~」
「どうぞ~。うわっ! そのカッコ」
「へへ~ママが勝負服はバニーガールの格好がいいって言うから着てきちゃった。ふふ」
「似合ってるとは思うけど、ちょっと際どいね」
――ショウくんベッドに座ってるな。私も隣に座っちゃおう。
「今日はな~に? 何か皆に聞いてたみただけど、私にも何か聞きたいの?」
「うん。そうなんだけど、昨日から一睡もしてなくて、魔力も結構使っちゃったし・・ね、眠い」
――兎月兎――
ってもう寝てるし――ッタク~ ――しょうがないな。
まぁ膝枕でもしてあげましょ。
――この幸せ者。
蓮月さんが膝枕するなんて初めてなんだから。
ん~でも暇だ。
……疲れていると思って特性ヨーグルト牛乳作ってきてあげたのに。
こうやって上から、ショウくんの寝顔見るのもいいな。
寝顔かわいいな。
ヨーグルト牛乳でも飲んで、起きるの待ってるか。
――兎月兎――
――あっ! しまった。
私も寝ちゃったよ。
あちゃ~ショウくんの服に牛乳溢れてる。
とりあえず、着替えさせないと
ぬぎぬぎ、脱ぎ脱ぎ ――うわ~パンツまで濡れてる。
ん~ショウくんが「18の壁」がどうのこうのって言ってたような。
キスとか裸まではOKだけど、それ以上はグレーゾーンがあって、一線を超えると世界が滅亡するって言ってたな。
――怖いな。
裸までOKなら、パンツ脱がせても大丈夫だよね。
へ~こうなってるのか。
って前世の記憶があるから知ってるけどね。
大人でおマセな蓮月ちゃんなのです。
このままだと寒いよね。
とりあえず、お布団に寝かせましょ。
私の服も濡れちゃったなぁ
――誰も見てないし脱いじゃおう。
この服って下着付けてないんだよね。
うわっやっぱり寒い。
ショウくんの隣に寝ちゃいましょう。
ショウくん暖かいな。
ショウくんにキスしてもらおうと思って、赤い口紅つけてきたのにな。
――寝込みを襲うようになっちゃうけど、キスぐらいいいよね。
ついでに牛乳で濡れているところも、舐めてあげましょう。
ペロペロ、チュ、ペロペロ、チュ、ペロペロ、チュ・・・ ・・・ ・・・
だいたいとれたかな。
ショウくんとベッドで二人きり。
エへへ~う~ん、眠くなってきた。
【・・・蓮月は天然であった・・・】
――兎月兎――
★ショウ視点
”トントン” 「ショウくん。入りますよ~」 蓮月が来たな。
「どうぞ~。うわっそのカッコ」 兎族だし、本物のバニーガールだ!
「へへ~ママが勝負服はバニーガールの格好がいいって言うから着てきちゃった。ふふ」
――勝負服って、何を勝負するんだろう?
「似合ってるとは思うけど、ちょっと際どいね」
おっ、隣に座ってきたぞ。今日は大胆だな。
「今日はな~に? 何か皆に聞いてたみただけど、私にも何か聞きたいの?」
「うん。そうなんだけど、昨日から一睡もしてなくて、魔力も結構使っちゃったし・・ね、眠い」
――兎月兎――
しまった!
寝てしまった!
ん? なんだこの柔らかいものは?
ゲッ!――
布団の中に蓮月がいる。
しかも裸で!
なぜ???
オレも裸だし
―― …… オレは、とんでもないことしてしまったのか?
とりあえず、状況確認だ。
オレと蓮月は裸で同じ布団に寝ている。
ウッ、キスマークが全身にある。
このベッドの下に落ちてるのは、オレと蓮月の服だ。
……
……白いもので《《カピカピ》》になってる。
オ、オレはやってしまったのか?




