11 移動魔法陣⑥ (クロ&美夜編)
★クロ視点
フフフ、ショウに呼ばれたにゃ。
あれ! 美夜もいる! ん~少し計画を変えないといけないにゃ
「美夜も呼ばれたのかにゃ?」
「うん。お前もか? な~んだ詰まらん」
「こっちもだにゃ! 計画がくるったにゃ」
「ん~こうなりゃ……ゴニョゴニョゴニョ」
「ショウ。開けるぞ」
「今日はどんな用事かにゃ?」まずは……
「ん~面倒くさい。やるぞクロ!」
――▽▲▽――
★ショウ視点
ウ~なんか寒気がする。嫌な予感が・・・
クロだけ呼ぶと、絶対危ない気がする。
美夜も明日、日本に行くって言ってたし、一緒に聴くことにしよう。
3人だったらまず大丈夫だろう。
「ショウ。開けるぞ」……美夜の声だ。クロも一緒かな?
「今日はどんな用事かにゃ?」……クロも一緒だ。
――ん? なんだ、その縄は? ちょっと待て――
「ん~面倒くさい。やるぞ、クロ!」
例のごとく、ぐるぐる巻きにされ
「この前ショウが後でゆっくりとか言っていたが、まだお預けだぞ。
今日は時間もあるし、何分息をしないで接吻できるか時間を争うことにした。まずは私だ。フフフ 」
クロがスイスで買った腕時計を見てる。
「用意、ドンにゃ!」
…… …… …… 「ぷはー」
「5分35秒にゃ。さすが龍族にゃ。次はうちにゃ」
「分かった。用意、スタート!」
…… …… ……
「5分45秒! ま、負けた。。。私が負けるなんて。もう一度勝負だ!」
「いくらでも受けて立つにゃ」
――「ま、待って……
「すたーとにゃ」
…… …… …… …… 「5分50秒! すごいのにゃ。」
「いくぞ! スタート!」
…… …… …… …… 「5分45秒! フフ 勝った!」
「待つにゃ。また勝負にゃ」
「いいだろう!」
「はじめにゃ」
…… …… …… …… ……
……結局、朝まで続いた。
”……ハァハァハァ”
美夜が 「ん。満足した」
クロが 「勝負はお預けにゃ」 と言って部屋を出て行く。
「あっ忘れてたにゃ」と、縄を解きに来た。
「お前らァ」……なんか疲れた。
もう実践で見せてもらうしかないな。
朝早く、そのまま2人を連れてコパカバナ・ビーチに行く。
午後になり、クロが移動魔法陣に乗る。
術者が魔力を通すとパッと消えた。
――▽▲▽――
★クロ視点
昨夜は面白かったな。
ショウも美人二人にキスされたんだから満足だにゃ。
移動魔法陣に乗る。
今度はもっと長くやるのに、海に潜って練習するにゃ。
「ん、にゃ」という間に着いた。
にゃ、日葵と瑠璃と碧衣と紅々李がいるにゃ。
――▽▲▽――
★美夜視点
「ショウがいけないんだぞ。いつまで待たす気だ」
「ごめん。すっかり忘れてた。でもなぁ昨日のはちょっと――ってもう行くのか?」
「うん。ショウが日本に着く頃には日本に居たいからな」
「分かった。気をつけてな。昨日から一睡もしてないんだから、落ちないようにな」
「それは大丈夫だ。炎炎が落ちても拾ってくれるだろう」
「じゃ日本で待ってる」
心配性だな。まあそれもショウのいいところか。
――▽▲▽――
★ショウ視点
2人とも行ってしまった。大丈夫かな?
――まぁ、炎炎はすごく美夜に懐いているし、うまく休息もとってくれるだろう。だいたいあんなこと考えるのはクロだな。
困ったもんだ。
しかし、美夜もクロもすごいスキルだ。
敵に回したくないな、絶対。
明日はオレが日本に行く番だし、今日は蓮月から聞き取りだ。
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*調べたスキルの解説です。
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クロは 闇の精霊「プルートー」 :主として幻術魔術
漆黒 :相手の目の周りに漆黒の闇を発生させる。
黒霧 :黒い霧を発生させる。
ワルキューレ :音楽の幻聴とともに、爆弾を落としたように、周りに爆発を起こす。
底なし 又は、どん底 :相手を底なし沼に落ちたように錯覚させる。
毒: 猛毒を浴びたように錯覚させる。 身体が溶けたような印象を受ける。
フラッシュバック :とてもいやなことを思い出させる。
混沌 : 細胞破壊を起こす。
天邪鬼: 敵同士を戦わせる。(敵をこちらのメンバーに見せる。)
骸骨 又は 魑魅魍魎 :有象無象の魔物を相手に見せる(幻視)。
桃源郷 :相手をとても幸せな気持ちにし、闘う意欲を失わせる。
閻魔 :クロ最大の奥義。
閻魔大王を具現化し、悪者や魔物を退治させる。
その他:闇に関係する事象を制御できる。
(光がまったくない闇であっても普通に見ることができるなど。)
なお、遠視、暗視は潜在的スキル、鑑定は潜在的な知識
*魔力の強さ(右に行くほど強い魔力を必要とする。)
漆黒→黒霧→ワルキューレ→底なし=どん底→毒→フラッシュバック→桃源郷→混沌→天邪鬼→骸骨=魑魅魍魎→閻魔
*精霊の力を借りているため、「どん底」まではほとんど魔力を必要としない。
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美夜は 火の精霊「サラマンダー」。
ホット :美夜が手をかざすと暖かくなる。
炎火 ⇒ 業火 ⇒ 豪炎 :火を出し燃やす。 右に行くほど強くなる。
華燭 : 華やかな灯火 周りに何もなく、明かりが欲しい時に使う。
円炎 :炎の円で敵を囲むイメージ。
火の車 :円炎を縦にした感じで、敵を炎で押しつぶしていく。
坩堝:敵の中央にすり鉢状の坩堝を発生させる。
そこに落ちた者は、溶けるか焼け死ぬ
不死鳥 :神聖な火の鳥を具現化し、魔物や悪魔を焼き尽くす。
火龍: 美夜の奥義。
火龍を具現化し、大量の炎を自在に操る。
登龍門 :美夜最大の奥義ではあるが、美夜が暴走した時に出現する。
火龍を2つ以上具現化する。
ただし、今のところ龍を自在には操れないため、
非常事態でもなければ滅多に使うことはない。
その他:火に関係する事象を制御できる。(鎮火:火を消すなど。)
なお、美夜の身体強化は潜在的スキル
*魔力の強さ(右に行くほど強い魔力を必要とする。)
ホット→華燭→炎火→業火→円炎→火の車→豪炎→坩堝→不死鳥→火龍→登龍門
*精霊の力を借りているため、豪炎まではほとんど魔力を必要としない。




