もう少し読まれやすくなるかもしれないタイトルについて
以前もエッセイで書きましたが、私は常時、上限である200名のお気に入り登録ユーザーがいます。
何が言いたいかというと、ようするに新作の投稿や更新のお知らせが山ほど来るのです。
小説好きの私にとっては、まさに天国。だって、全部無料ですからね? ふふふ。
私に時間があれば全部読みたいところなのですが、物理的に不可能。
必然的に現在読んでいる長編連載(20本ほど)とあとはどうしても短編中心となってしまいます。
隙間時間でも読めるということもありますが、短編は一旦見逃すと連載に比べて後から探しにくいということもあります。連載ならまたチャンスが来るので、どうしても短編を優先してしまう。
投稿されている連載を見ながら、悔しい気持ちになるのですが、これはもう仕方がないと割り切るしかない。
中途半端に見に行ってしまうと、気になってキャパオーバーしてしまうのがわかりきっているからです。
そんな私ですが、最近あることに気付きました。
私の中で、連載=最低10万字以上という先入観というか、固定概念、思い込みがありまして、新着を見ている時も、
「うわっ!? 面白そう……でも連載かぁ……今は読む枠がいっぱいだから諦めよう」
となっていたんですが、
企画などに参加するようになって、あれ……? 連載って言っても、短いのも結構あるんだなと。
たとえば、全10話ぐらいで、2万字前後の作品であれば、正直短編と変わらない。
前後半2話完結でも、同じように連載となってしまうことに今更気付いたのです。
もちろん知ってはいたけれど、実感としては別の話だからね。
さすがに3万字を越えると短編と同じとは言えないけれど、逆に言えば、3万字以内なら、短編感覚で気軽に読めるのです。
そうなれば、隙間時間に読む短編枠に組み込むことも可能になる。
もし、3万字以内の連載作品を書く場合、タイトル以外にも、全部で何字ぐらいのボリュームなのかが、何となくでも伝わると、読まれる確率が高まると思います。
長文タイトルはちょっと……と思うかもしれませんが、読み手は通知されたタイトルと連載か短編かの情報だけしかないのです。
例えば、『異世界スケッチ』という文字だけ見てもよく分かりませんが、
『異世界スケッチ』連載始まりました
『異世界スケッチ』完結しました
『異世界スケッチ』毎日更新しています
などの情報が毎回加わることによって、受け取り手の行動が変わることもあるでしょう。
タイトルのこだわりも人それぞれですが、タイトルは変えずとも、付け加えることで新規の読者を引き込めるかもしれませんよ?
『自滅の刃』〔連載〕
だとスルーするかもしれませんが、
『自滅の刃』全5話〔連載〕
となっていれば、仮に枠がいっぱいだったとしても、ちょっと覗いてみようかなと、私ならなります。
すでに書き終えていて全体のボリュームが決まっている場合や、短めの連載であればぜひお試しください。私のために。
え? 私は実践しているのかって? にゃはは、やったことないのです。
以上、単なる読み専視点からのお話でした~。にゃふふ。