書くのが遅い、筆が進まないと聞いて
自分は書くのが遅い、書こうと思っても筆が進まない。そんな話をよく聞きます。
私は比較的書くのが早い方だと思いますので、何か参考になることはないかと思いまして。
自分がどういう風に執筆しているかなと少しだけ考えてみました。
まず大前提の話なのですが、私がPC、もしくはスマホの執筆画面に向かう時、話はすでに脳内で出来上がっています。
だから、執筆というよりは、出力作業に近いのです。
書くのに悩んだり、時間がかかるということはほとんどありません。
普段の生活の中で、頭の中に下書きを作っておくと早く書けるようになるかもしれませんよ?
仕事中とか、忙しいときに限って、捗ります(笑)
あまり下書きが溜まり過ぎると、ストレスが溜まってくるので、定期的に吐き出す必要があるのが難点ですけれど。
え? そんなこと出来ない? うーん……困りましたね。
あとは……おすすめとしては、会話文から書く方法ですかね?
先に会話文だけを書いて、足りない部分を肉付けしていく方法。
心理的に削る作業より、足してゆく作業の方が断然楽しいですから。
漠然としたネタがある場合は有効な方法だと思いますよ~。
それとね、あまり高得点を目指そうとしないこと。
例えば自己評価70点の作品があるとして、どうしても80点以上にしたいなら、100回改稿したり捻るより、70点の作品を10書く方が絶対に近道。
今まで全力出して苦労して70点だったのが、いつの間にか70点なら自然に書けるようになる。
そうなれば余力で80点の作品が書けるようになるかもしれない。少なくともハードルは確実に下がっているはず。
だから考えすぎない。今の自分の力以上のものは、いくら考えても出せないのだから。
最後に私が大切だと思っている事。
貴方は物語を書くときに、音や匂い、そして色を感じていますか?
私はリアルに思い浮かべながら……いいえ、体感しながら書いています。
もちろん必ずしも文章や文字になるわけでもないし、実際にほとんど書くことはないのだけれど、
私が言葉を選ぶとき、聞こえる音や音楽や、匂いや色は確実に、文字に影響を与えます。
私は普段無音で執筆しますけれど、イメージに合った音楽を聴きながらとか、美味しいものを食べながらとか、環境を執筆内容に合わせてみてもいいかもしれませんね。
いつも『ひだまりのねこの創作ノート』読んでいただきありがとうございます(*´▽`*)
今年はこのお話で最後となります。
また来年、忘れないうちにお会い出来たら良いですね!!(急に他人事(゜Д゜;))
皆さま、よいお年を~(*´▽`*)