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ラウスの旅  作者: アブ
2/5

目が覚めて、、、

目が覚めたのは、病院の中だった。


俺は、頭に大きな傷跡があったそうだ。


大きな傷だったが、命に危険はなかったらしい。


それよりも気になるのは父と母のことだ。俺は、近くにいた看護師に尋ねた。


「すみません、父と母は、、、」


言い終わる前に看護師の様子で、あれが夢ではなかったことを再確認した。


しかし、殴られるまでの記憶には、不可解な点がある、なぜ父と母が殺されたのか、ただの貧乏家庭に殺しをして得られるものなどない。それにこの村では殺しなど一度も起きたことがないのだ。


そう思案していると、見知らぬ少年がこちらを見ているのに気付いた。その少年はこちらに近づいてきて、


「ベートっ元気になったんだな」


と飛びついてこられた。自分とは違う名前が呼ばれたので、


「あの、人違いでは」と俺が言おうとするのを察してか


「黙ってろ」と制止された。


俺は訳が分からないのでだまっていたが。


すると、その少年は、


「じゃあ、もう退院します。」とかってに言った。


体に異常もなく特に断る理由もなかったので、言われたとおりに退院した。退院するときに自分の名前が、本当にベートとなっていたことには大きく疑問を持ったが、、、


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