表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
馴染みの剣鬼  作者: スタミナ0
後日談、その八
999/1102

休題『魔神戦線九千年後の脅威』




『魔獣』

 人の悪意を獣の形に具現した生命体。

 時代と共に胎窟の内部で進化していくが、後に近代兵器の発展によって討伐が容易になり、魔獣に対する恐怖そのものが薄れたことで弱体化。人類同士のいがみ合いやその他の悪意で辛うじて凶暴な獣に留まっている。

 ただし、三大魔獣のみは昔から天災を起こしているとあり、向けられる警戒心や敵意も桁外れなので、むしろ強化されている。







  ※  ※  ※





『アヴカエルド』

 現代の人類最強。

 鋼を断つ手刀、貫手など剣要らずの段階まで技が昇華され、剣を手にした瞬間が相手にとっての死を意味する。

 高水準な体術や生命力を奪う異能力も健在。

 基本的に人類との敵対は無く、魔人の人権が認められたことで襲われることも減ったが、魔竜王と交流があるとして要注意人物だと各国から警戒はされている。

 時折その身柄を確保しようと動く邪な勢力がいれば、国もろとも滅ぼすほどには敵に対して苛烈になる。






   ※  ※  ※





『魔竜王軍』

 強力な魔獣・魔人・剣聖に縁ある人間で構成される。

 幹部となると己の領地を有していたり、基本的に人類を攻撃しないが、逆に手出しすると途轍もない報復を受けることになる。

 一度に数千人から吸血する『緑の沼』、触れた者は繰り返された時間の中で緩やかに消滅する『積乱雲』など。

 

 





   ※  ※  ※





『堕とし児』


 筆頭『十二の死』を含む百以上の元人間。

 未だに生存し、人々を食らう。

 分裂能力を得たことで、たとえ減少しても同等の個体が再出現したりし、何より魂そのものに訴えかける固有能力『産声』による攻撃は今のところ人類には対処不能。

 近代化が進んだ分、魂や混沌など形而上の物への耐性が低くなった人類の天敵。





   ※  ※  ※





『至星の血統』

 人類最古の生ける文化遺産。

 国の要人となると存在を知ることとなり、誰も触れず、侵害しない暗黙の了解がある。過去にその技術や一族を取り込もうとした科学に専心していた大陸が一夜で焼け野原へと変えられた。






   ※  ※  ※




『管理人と幻獣』

 願流島の管理人ミシェルと幻獣たち。

 世界的秘境なのは変わらず、レギュームの総括部でも高位の者しか把握していない。

 ミシェルの魔法によって島全体が人の認識の埒外にあり、人では辿り着けない世界の真の中心となっている。






   ※  ※  ※







『魔竜王レイン』

 未来に於ける最大の人敵。

 脅威度ならば魔神以上で、能力は女神及び破壊神に相当する。

 世界の調停者であり秩序、女神から切り離された後の世界を管理しているので、基本的に女神の力や使徒などの侵入を防ぐ。

 魔竜王として人類数の調整も行う。

 この世に現存する古代・現代・特殊・固有魔法と、剣聖の剣術を含むあらゆる剣技、全魔獣の能力と操作、収集した『勇者』由来の混沌の能力を用いる。

 なお、魔素のみならず相手の技能や魂すら奪う。

 特に『神意』の影響により、相手が自身に恐怖するほど相手にとっての強敵となり、逆に尊敬されるほどに能力が向上する無敵のラスボス。





九千年後、もはやレインちゃんは無敵に…………いや、無敵というより個人的にはもっと幸せにしてあげたいです(何せ裏ヒロイン)。。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ