休題『女神の使徒(一部)』
・女神の使徒
世界を侵略するという混沌の欠片から生じる『混沌の魔獣』から女神が身を守るために各世界から収集された強者の記録が形を成したもの。
記憶は死まであるが、肉体情報などは最盛期で再現され、女神の指示に従って混沌の魔獣と戦い、あるいは調停の為にあらゆる世界に赴く。
出現する際の干渉力の強さは、『女神の信仰が強い』こと。
× × ×
『シザシの木陰』
女神の使徒筆頭の生物。
女神が最初に生み出した世界で、最初に生命を得たモノ。形無くただ世界を見るだけの木の影だったが、そこに人や動物の死骸が埋もれ、累積した死の情報と遺骸を借りて体を作った。
言葉を持たない。
他の世界に出現したことは少ない。
すでに滅んだ世界の情報そのものとして女神に記録されているので、滅多なことが無ければ現れない。
筆頭であるが最弱。
『奥の目』
使徒では『シザシの暈』を除けば最古参。
あらゆる女神世界の中でで生じた最初の精霊。
外套の中に全身を隠しており、相手から得た印象によって中身があらゆる姿へと形を変える。女神の使徒として敬愛する素振りを見せるが、女神を最も嫌悪し、人を弄ぶことを至上の悦とする。
人の好意そのもの。
女神の使徒で最大の力を有する。
女神の指令が無くとも、自在に女神世界のどこにでも権限可能。
元いた世界でも黒い鼻、四つの耳目あるもの、蹄のない鹿…………など呼び方は無数にあった。
各勇者の時代に顕現したが、ヴァスシエルには力で撃退され、ミハルには舌戦で負け、ユルヌには美貌で劣り、マコトには魂の存在力で届かず、タガネには心の強さで嫉妬した。
じつは天敵が預言者イオリ。
『ウィクトリム』
力の魔法を操る破格の魔法使い。
女神世界においてはベルソートに列ぶ最強の魔法使い。とある滅びた世界で最後の魔法使いにして最後の人類だった。
そうなるまで見捨てていた女神を憎んでいる。
使徒で三番目の実力者。
こなした任務の数ならば使徒の中で最も多い。
誰かに負けたことも苦戦したこともないため、完膚なきまで自身を叩き潰したタガネを心底から憎んでいる。
ここまでお付き合い頂き、誠に有り難うございます。
女神の使徒まとめです。
読みたいハイファンタジーを探していたら追放系ざまあが凄く流行っているらしいですね。スカッと感が癖になりそう。。




