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馴染みの剣鬼  作者: スタミナ0
幕間
711/1102

休題「能力一覧(一部)」


【タガネ】



・基本能力

『頭』

 基本的に人を疑う。

 そのため精神的な疲労が大きい。剣爵領地では安心できる環境と認識し、ほとんど思考を停止している。

 人の粗探しが巧い。

 口論で勝利した数なら多いが、それに次いで揚げ足などを取って結果を有耶無耶にした数も多い。つまりただでは負けない。


『目』

 剣の腕よりもタガネが最も優れた能力。

 ヨゾラの目が優れていた影響を受けた。

 経穴があるかのように、物体の運動などを視ることでその弱点や、崩壊に必要量とされる速度・力・角度なども即時本能的に把握する。


『口』

 意外と甘党だが時折はげしい辛味を欲する。

 舌は肥えていない。理由は旅の癖と、過去の悲惨な経験から、今でも乾いた携帯食を食すことで剣聖になって自分が料理などを食べられる現在の状況が恵まれていると再認識するためである。


『全体』

 暑さにも寒さにも耐性あり。

 獣じみた反射神経と運動能力があり、筋力にかけては自分より体格のある相手にも劣らない。

 目と連動している。

 目で記憶した動作を再現する力に長ける。


『手』

 器用で精密機械めいた動作性。


『腰』

 強靭でほとんど傷めたことはない。


『足』

 健脚だが、すぐ鈍りやすい。


『精神』

 共感能力が高い

 強靭すぎる。

 持論のせいか、罵倒も相手の悪行についても理屈より感情面で納得するためほとんど心を痛めることが少なく、冷静さを失う場面もほとんど無い(ただ冷静に相手を潰す)。



・戦闘能力

『斬る』

 目や筋力の影響もあって木剣でも物が斬れる。

 最終的には魔法も斬った。


『突く』

 急所を見抜く力がある上に正確さが尋常ではない。

 最終的には魔法にも通用した。


『防御』

 相手との破格の膂力、得物の差などが大きくても被害を最小限にできる。

 最終的には魔法を掻き消した。


『流す、いなす』

 防御よりも得意。

 マリアの説教やレインの願望、フィリアの圧とミストの事前準備には上手く機能しない。


『拳闘』

 拳聖などの体技を極めた者には劣るが、並大抵の者ならば凌げる。棒状の物を持たせた途端にすべてを凌駕できるまでに強化される。



・特殊能力

天眼(てんがん)

 ヨゾラの能力。

 動体視力を極限まで強化する。

 捕捉できない物は生涯無かった。

 ヨゾラのように遠い未来までは視えずとも、数秒先までなら超低確率で捉える。ただし視認できる範囲しか機能しないため、遠隔地を見ることはできない(ヨゾラは千里先まで視えた)。


神速(しんそく)

 アカツキの能力の模倣。

 強化したい部位に魔力を一点集中させることで瞬発力を極限まで向上し、音を超えた速さを叩き出す。本来なら肉体が弾ける反動になり、切咲の体で緩和されているとはいえ連発は危険。


臨界突破(りんかいとっぱ)

 あらゆる限界を超える混沌の能力。

 物理的、精神的、あるいは概念的な物にも作用する。


神意(ファクテナ)

 自身の感情を他人に反映させる他、他人の感情を統一させて一体感を催す。

 対象が自分だけならば可能だが、マコトや魔神のように感情を抽出して自らの力に還元することはできない。

 幼少期は暴走していたが、成長するに連れて基本的な生活間では機能しない。


(たぶら)かし』

 マコト、ヨゾラからの遺伝。

 関わった人間から一定以上の信頼を得ると発揮される。女性の方は信頼度の最低値が高いため、発動しにくい。

 性別は特に関わりないはずだが、女性において先述の信頼度が満たされた途端に効果が促進されて危険な結果に繋がりやすい。

 また神意が連動すると最悪。



・技

『無名』

 本当は命名されてもいいはずの攻撃が、タガネ自身が技に名前をほとんど付けないせいで無名とされる攻撃の総称。


『フラガラッハ』

 多くの用途を有する斬撃。

 剣を媒介として、対象にあらゆる効果をもたらす。不治の病毒を断ち、あるいは血族由来の性質を根絶させる他、その肉体の強化を施すなど因果を断つ剣となる。効果持続は永久に続き、『剣聖の加護』の由来となる技となっている。


百鬼夜行(ひゃっきやこう)

 タガネが最も使う技。

 これは『神速』の応用で、これを欠くと発動しない。全力の一撃を放てば、数は百倍となって放出される。一つひとつの威力は、原型になった渾身の一撃のままである。

 ベルソートが命名。


神無突(かんなづき)

 全力かつ『神速』での突き技。

 空間を抉る威力があるため、受けた時点で被害は直撃した箇所のみに留まらない。

 弟子が命名。


逆夢(さかゆめ)

 全力かつ『神速』を用いた受け流しと反撃。

 強敵以外は滅多に使わない。

 セインが命名。






  ×  ×  ×


【レイン】



・基本能力

『頭』

 平時は楽しいこと、好きなこと以外に回らない。ただ、必要なときには大人が面食らうほどの狡猾な思考力を有する。

 幼い子供には基本的に優しく接しようとする。


『目』

 食、タガネ、タガネに関与する物、家族と認知した者以外に向かない。


『口』

 貪欲、食い意地の張り方は作中随一だが口が小さいので追いつかない。もどかしい。


『全体』

 寒さに弱い。

 原型がヴリトラのため、基本的に消化が早く痩せやすい。着衣などを除いて、ぬめぬめした物は好きだが、さらさらした物が嫌いなのもヴリトラの影響かもしれない。


『手』

 畑仕事でマメができたときは少し泣いた。


『腰』

 強靭だが、戦闘では問題がないのに運動競技などに出ると腰が引ける。


『足』

 能力無しでは、意外と遅い。


『精神』

 脆い。

 タガネが仕事で忙しいと拗ねる。

 マリアを除き、別の女性や、別の剣とタガネが行動を共にすると烈しい嫉妬を覚える。

 その反面で機嫌が直りやすい。

 誰から褒められても表情に出ないが、飛び跳ねたいくらいに喜ぶ。



・戦闘能力

『剣』

 タガネの剣技を模倣しているので大概の剣術対決だと負けない。


『拳』

 能力が無いと無力に等しい。


・特殊能力

『吸収』

 魔素を吸収する。

 そのため魔法は無効する上に、攻撃前に相手を無力化する。吸収した魔素から元の持ち主特有の性質まで獲得し、混沌の魔力でも例外ではない。


『放出』

 吸収した魔素を放出する。

 また、吸収した魔素から元の持ち主の性質に添った効果を発揮させ、模倣して同じ形のまま威力はそれ以上で放てる。


『臨界突破』

 タガネの影響で得た権能。

 基本能力から全てにおいて限界を超える。



・技

『ブリューナク』

 魔神が用いた技を使える。

 幾筋もの魔素を圧縮した光線を放つ。


『産声』

 ルキフェルの使用した技。

 一声で聞いた複数人の精神を崩壊させる。


聖封壁(せいふうへき)

 ヘルベナの使用する封印技。

 悪意に関連した力を完全に閉じ込める。


『熱吸収・放射』

 リーヴァレイスの持つ性質。

 熱を吸収、また放出できる。


『肉体学習』

 トーラルの無限強化能力。

 攻撃を受けるほどに耐性がつく。


『魔眼』

 物を死滅させたり、魂を捉える瞳。


『魔法』

 これまで吸収した魔法をすべて再現できる。



・魔獣能力

『星落し』

 ケティルノースの能力、隕石を落とす。


『百足爆弾』

 ヴリトラの能力、水分に反応する連鎖爆弾。


魂盗(たまど)り』

 デナテノルズの能力、他人の魂を抽出する。


『その他』

 載せられない分の魔獣たちの性質。





ここまでお付き合い頂き、誠に有り難うございます。


新しい休題です。

この次に『秋』が始まります。

意外と描くことが多くて大変でした。。

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