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馴染みの剣鬼  作者: スタミナ0
幕間
1037/1102

休題『剣爵領地関係者(没ネタ二部)』



『剣爵家と剣聖の血縁を自称する者』


 剣爵家以外にタガネの直系の血族は無い。

 そのはずだった。

 極刀ユキの『加護』付与に影響を受けた妄想による懐妊という前例からベルソート暗躍の下、複数名がタガネの遺伝子情報を入手して独力で子を設ける例がある。

 ただし『剣聖の魔力』自体は、剣爵家しか発現していない。


 ミスト、フィリアなどを筆頭に複数名の剣聖の遺伝子を取り込んだ末の結果を産み出している。

 その場合は、幾人かがその家が凋落したり、滅んだりしたことで身元引受人を剣爵家が請け負っている。仲は良好ではないが、邪険に扱ってはいない。


 




――――――――――――――――――――――――――





『アキメ』


 他人の本音だけが聞こえる特異な耳の持ち主の少女。

 鼓膜を自らで潰したが、聴覚が無くなろうと本音は常に聞こえ続けることで苦悩し、自刃しようとしたところで任務でその土地を赴いていたタガネに救われた。

 タガネの処置以降は任意で本音を聞き取れるようになった。

 半ば強引にタガネに付いて行き、剣爵領地に設けられた別邸で暮らすことになる。


 その能力を見込まれて剣爵ヒオリの公務に付き添うようになる。

 欲求に忠実なタガネには呆れたり怒ったりしても、隠されたり偽られたりすることが無かったので、最も安心できる人間であり、親のように慕っていた。

 






 ×  ×  ×




『ゲルテガッハナム』


 とある国が作り出した人造魔獣。

 眠るだけの肉塊。


 戦闘力も無く、ただ生きるだけのモノとして失敗作と認定され地下で眠らされていた。タガネがアヤメと旅行に出た際に訪ねた国の水面下で起こっていた陰謀に巻き込まれた最中、二人に保護される。

 剣爵領地での経過観察、レギュームでの刺激を加えた研究で希薄だが自我が芽生え、九百年後でも剣爵の家族として別邸で暮らしている。







 

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