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第3話 - 神様からの手紙

 あれから、数時間が経ちました。

 土地問題なども対処できて、結界も貼れて、やることはなんとかできました。

 とある日の朝、起床すると、枕元に謎の手紙が置いてありました。

 なんと、あの神様からだったのです。


 内容はこうでした。

「まず、転生先を間違えたことを謝罪します。

 誠に申し訳ございませんでした。


 この手紙を送る少し前に間違いに気づきました。

 正しい世界に再度転生させようとしましたが、一度転生させてしまうとたとえ間違っていたとしても修正できないのです。

 そして、あなたがこの世界でもなんとか生活できているので、再度転生する方が嫌かと思ったんです。


 それでも、間違えたのはこちら側なので、この世界での生活をサポートしようと思います。

 まず、この世界にもひっそりと暮らしている魔女がいます。

 そちらを訪ねてみると、いいかもしれません。

 居場所を教えておきます。


 大阪府〇〇市...


 あと、お金も置いておきます。

 交通費として使ってください。


 神様より」


「意外と優しい、見直しました。

 それより、大阪って結構遠いですね...」

 その手紙には3万円程入っていました。

 調べてみると、片道約8,000円らしいです。

 これだけあれば、多少の贅沢はできますね。


 とりあえず、行ってみることにしました。

 別にやることもないし、準備もすぐに終わりました。

 移動時間も3時間ほどなので、最悪日帰りで帰れますし。

 ...まぁ、ここから駅までが1時間くらいかかるので、けっこう遠いんですよね。


 駅に着くと、どこか懐かしい感じがします。

 改札から鳴る「ピーンポーン」という音。

 歴史を感じる古い駅舎。

 会社員時代に何度も見ました。


「まもなく、列車が、参ります。危ないですから、黄色い線の内側へ、お下がりください。」

 ちょうど電車が来たようだ。


 贅沢してグリーン席でも取ろうか悩みましたが、最近はいろいろなものが値上がりしてますし、今は働いていないので、無駄遣いはやめておきます。

 駅弁を買って車内で食べたり、なぜかお腹が痛くなったりしながら...なんとか大阪に着きました。

 一旦休憩してから住所の場所まで行きましょう...


 いったいどんな人なんでしょう。

 楽しみですね。


 おそらく、つづく。

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