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第11話 - 魔女の新しい家族

 とりあえず自己紹介が終わってちょうどいい時間になったので、昼ご飯を食べてます。

 異世界出身ということもあって、この世界の文明の力には毎回固まってしまいます。

 何度も見てるはずなんですけどね、見るたびに目を光らせてます。

 そんなあかりさんを横目に、あやかさんと一緒にご飯を食べてます。

 すると、こんなことを言い始めました。


「ご飯食べ終わったらあかりさんの魔法の実力見せてくれへん?」

 まぁたしかにちょっと気になりますね。

「別にいいよ~!」

 思ったより軽い、どんな魔法を見せてくれるんでしょう。


「よ~し覚悟しろよ~?」

「ちょっとまって実力を見せてってそういう意味じゃないでしょ!!」

「え?戦えって意味じゃないの?」

「違うよ!!!ていうかここで強い攻撃魔法なんて使ったら魔女がいるってバレるよ。」

「なんでバレたらダメなの?」

 この人は事情を知らないことを忘れてた。


 そこから魔法使いはこの世界に本来は存在しないということを教えた。

 それはもう驚いてた。


「そういえば、魔力を他の人に移すこととかできないの?」

「できますけど、どうかしたんですか?」

「あそこで倒されると思って怯えてるあやかさんがいるじゃないですか。」

「いますね。」

「あの人、実は別の場所が家なんですけど、魔法でテレポートしてここに来たら魔力不足で帰れなくなったんですよ。」

「そんなことがあったんですね~。」

「とりあえず、この方法を話してみますか。」

 怯えて固まってるあやかさんを正気に戻して、帰る方法を話しました。

 とても喜んで賛成してました。


「......でも、ここでひとつ問題があるんですよ。何だと思います?」

「私が帰って、寂しいとか?」

「違います。寂しいのは、むしろあなたのほうでしょ?」

「え?」

「その問題というのは、どちらがあかりさんを保護するかです。」

「なんで私が保護されるんですか?もう私は一人で生きていけますよ?」

「この世界を舐めないでください。」

 それから、この世がどれだけきつくて残酷かを話しました。

 そうすると、私に急に抱きついてきてこう言いました。

「私をここに住ませてください!お願いします!」

「私でいいなら、もちろんいいですよ。」


 ちなみに、この後あやかさんからも抱きつかれました。

 私は人気者ですね。


 こうしている間に、あやかさんが帰る時間になりました。

 その帰る本人は、泣いてます。

「大丈夫ですよ、魔力さえあればいつでも行き来できますから!」

 こうやって慰めながら、見送ります。

「また来てくださいね~!!」

「また行くよ~!!!!」

 相変わらず最後まで泣いています。

 泣きながらも魔法を使い、帰っていきました。

 やっぱり少し悲しいですね。


 これから、あかりさんとの生活が、始まります。

 一体どうなるんでしょうね。


 つづくかなぁ。

最近あまり物語が思い浮かばないんですよね。

高頻度での更新ができなくなるかもしれないです...


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