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散文の後/北風(仮)  作者: 新辺守久/小珠久武
あらすじや設定、あるいは夢想と妄想
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我が夢想、我が妄想

 20220928 夢の断片


 大空に浮かぶ戦艦や母艦、巡洋艦、駆逐艦等が存在。と言っても魔力、費用等の運用コストが莫大。動力を動かせる人員も限られている。

 人類の生活領域が世界中に飛び飛びで存在し、国家や中立を謳っている都市群が存在している。

 ただし中立地帯と言われる未開発地は野生生物や魔獣が跋扈する危険地帯。

 主人公追われている? 機体を手に入れた為。オーパーツ的な戦闘機。魔導機。

 蜻蛉や蝶などの昆虫型。鳥型。葉巻型、円盤型、菱形や星型、二等辺三角形など図形型。

 貴族や将軍は専用機を作って装飾として角などつけている。

 古代竜の記憶の残滓。核に意思が存在している。

 古代竜の核の移送中に古代竜に襲われる。

 辺境で組み立てて王都に移送か。駆逐艦の見張り台で会話する二人。


コアに引かれてもう一体のドラゴンが襲撃してくる恐れがあったからな」

「大丈夫なのか?」


「発掘してる最中に襲ってこなかったから大丈夫だろう」


 片方の男が何かに気が付き声を上げる。


「近付く影あり。速度恐ろしく早い。接敵までまもなく!!」


 場面は切り替わる。少年は鬱蒼と生い茂る大森森に不時着する。そして村人に助けられる。

 戦闘機(魔導機)、召喚獣的な扱い、かな。コアに収納出来る。


 村人の叫び声。


「戦爆連合が近付いてきている」

「このままじゃ村が耕されちまう」

「ったく、中立地帯で戦闘を始めるとか、場所を弁えろっつーの」


 少女は言う。


「飛ばないの?」


 少女の言葉を聞いた少年と長老のやり取り。


「戻ってくるのか?」

「これ以上迷惑は掛けられない。終わったら出て行く」

「……そうだな、これ以上お前をここで養えない。餞別だ持って行け」


 手渡される封筒。


「これは?」

「知り合いの居る町だ」

「……世話になりました」

「あぁ、死ぬなよ」


 二人は顔を見合わせる




 20221009 夢の断片追加。


 そこは鬱蒼と生い茂る森の中。


 巨大な生物が何度も歩いたかの様な、至る所に凸凹でこぼこが見える獣道としては些か大きめな幅を持つ道。


 そして、その原因は中立地帯に展開するどこぞの国の地上部隊。そこに配備された四足のゴーレム型魔導機。いわゆる多脚移動砲台。


 スマートさは皆無で太く無骨な足を備え付けている。機動力より悪路の踏破力を重視したもの。


 道の要衝に部隊が陣取っている。前線から撤退中の仲間の部隊を援護する殿しんがりの部隊。


 周りには動かなくなったゴーレム型魔導機の残骸が多数転がっている。


 相当に消耗してしまい上部に据え付けられた砲塔のみが稼動可能なゴーレム型魔導機は1機のみ。


 緊張感もなく砲塔に背中を預けているのはこの部隊の女隊長。


 砲塔から上半身を出して双眼鏡を覗き道を監視する隊員。二人はのん気に会話をしていた。


「隊長、俺たちはいつまでこうしてればいいんですかねぇ?」

「……さあな、味方が全員撤退するまで、だ」

「って言ったってもう丸一日。味方どころか敵さんの姿すら見かけませんぜ?」

「そうなんだよなぁ。……引き際間違えたかねぇ」


 女隊長は空を見上げながら呆ける。


「……た、隊長、あれ、あれ!」

「んん、どうした味方か? それとも敵か?」


 女隊長は視線を隊員に戻し、背にしていた砲塔に腕を掛けて隊員の指差す方に目を向ける。


 ゴーレム型魔導機で森の中に造った道の遠く、何とか視認出来る距離に人影を二つ発見する。


「女だ、女が居るぞ。それも二人だ」

「こんな辺鄙くそったれな場所にそんなモン居るかよ、そいつ貸せ!」


 女隊長は隊員から双眼鏡を奪い取り再確認する。


「……ん、確かに二人居るな」

「しきりに後ろを振り向きながらこっちに向かって走って来てますな」

「……敵に追われている、のか?」

「オマケ付ですか。我々だけで対処できますかね?」

「まぁ、やるしかないだろうな。とりあえず、味方なら保護。敵なら武装解除させ拘束。応じなかったら戦闘だな」

「よし、総員何があっても対処できるよう戦闘準備! 相手の出方を窺うぞっ!」


 そう言って女隊長は隊員に双眼鏡を返した。


 その瞬間、追いかけられていたであろう二人の居場所から激しい爆炎が上がった。見るからに追っ手の攻撃を受けたようだった。


「あぁ、くそったれがぁ!!」

「逃げ切れなかったか!!」


 女隊長は汚い言葉を吐きながら砲塔の上部に拳を叩きつけて悔しがる。

 隊員はやるせなさそうな表情で爆炎が燻ってる辺りを睨みつけている。

 しかし、彼等は間の無く驚愕にされらされる。

 上空に立ち上がる黒々とした煙が突如として発生した突風によって拡散していく。

 やがて黒煙が晴れ視界の開けた場所に先ほどと変わらず二人の影が存在していた。


「防……壁魔法だと?」

「……や、それよりあいつ等の後ろ。古代竜エンシェントドラゴンだ」


 絶望的な戦いが始まる。……寸前に夢から覚めていつもの日常に起きる。


 そして、既に夢幻の彼方。オチを見る事無く夢の内容は拡散していく。


 これらを踏まえて――――……

我が妄想……続きでした。

読んで頂き有り難うございます。

更新は不定期でマイペースです。

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