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『無題』・・・epilogue⑴

『無題』・・・epilogue⑴



神経を擦り減らす形で、形式が物を言うなら、確実に無題は、無題の実存を分け隔てなく存在する。勝者や敗者という、区別などいらないだろう、何が勝ちで何が負けか、という価値観すら、もう普遍的ではないはずで、我々は、俺、という存在認識を、主題に持っている。



明るく元気に、街の中を闊歩する様に、言葉の連なりは、邪教を押しのけて、新しい形式で、その存在を主張する訳である。奇しくも、無題、という言葉の存在が、演繹的に、言葉を撫でる様に、俺自身の、自分の自己認識が、曖昧になっていくのを感じるのだ。



対峙する、無色風景には、後から、色彩を施さねばならないのであって、それが難しいという極意に達する時、精神統一の、無題が沸き上がり、漆黒の一世界の位置を、変容させてしまう。それはまた、俺が無題を主張する様に、自己が自己足る所以を、主張するのと、同義だ。

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