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ちょっとやる気を出してみた。
『パワードスーツ』
正規軍が使用する強化外骨格。
パワードスーツ自体は簡素なもので、アサルトスーツの繊維の間に極細の電子回路を編み込んだ造りとなっている。その為、スーツ自体が重量過多となることは無い上、全身に隈無くスーツの恩恵を与える事が出来る。素材自体は堅牢なものとなっており、金属に引っ掻けた程度では傷も付かない程で、多少ぞんざいに扱っても問題は無い。
防弾ベスト程では無いが、小口径の銃弾になら耐えられる素材を使用している。
その反面、もしも破損した場合は回路が極細故に修復が困難で、専門の技士であっても完全修復は不可能とされている。それ故、潤沢な資金のある組織では“使い捨て”として扱っている傾向がある。
スーツにはオプションや電子的なチューンアップをすることで暴徒鎮圧用や軽歩兵用等、用途によって使い分ける事が出来、それぞれ専用の特殊能力を発揮する事が出来る。
性能的には申し分無いのだが、未だに研究段階である。
『Mk.08 Storm rifle』
・全長:750mm
・重量:7.5Kg
・口径:6.5mm
・使用弾:6.5mm Ele弾
・総弾数:30発
・発射形式:F/3/S
・有効射程:650m(出力による)
ブルパップ式電磁突撃銃。
エネルギー弾仕様突撃銃として、民間軍事企業『ストーム・アームズ社』が販売しているアサルトライフル。装填方式から『FN P90』の銃身を伸ばしたような印象を受ける。グリップはピストルグリップ。
特に“Mk.08”は非殺傷性のアサルトライフルとしては、他のシリーズに比べてエネルギー効率の良い優秀なライフルで、主に警察機関が暴徒鎮圧や要人警護等の市街地で使用している。民間人への誤射が起こり得る場所では、軍でも使用されている。
エネルギー弾をドライブさせる為にどうしても重量が嵩み、軽機関銃程にまでなってしまった。しかし、パワードスーツにより強化された筋力のお陰で、大したハンディキャップにはならない。反動も小さく、人によっては片手でも扱うことも出来る。
モジュール式であり、他にもPDWモデルやLMGモデル等も存在する。工具無しで分解、組み立てが可能。
弾丸が電気の塊であるため、距離が開くとエネルギーが減衰し最後には消滅する。他にも大気の影響を受けやすく、減衰率は場所によって全く異なる。故に射程距離は長くとも長距離射撃には向かないとされている。
環境に優しいと謳い文句がある。
『Mk.13 Storm rifle』
・全長:750mm
・重量:7.5Kg
・口径:6.5mm
・使用弾:6.5mm Ele弾
・総弾数:20発
・発射形式:F/3/S
・有効射程:750m(環境による)
ブルパップ式電磁突撃銃。
“Mk.08”とは異なり、こちらは殺傷目的で開発されたモジュール式突撃銃である。
エネルギー出力以外に相違点はほとんど無いが、威力は段違いに向上している。現在普及しているボディーアーマーですら貫通するほどの高威力。
しかし、貫通力は高いがストッピングパワーがほぼ皆無である上、被弾ヶ所は焼かれる為に出血も少量に抑えられるという欠点を抱える。改善策として感電死させるように調整されているが、芳しく無いようだ。更に環境により威力の減衰も有り得る為、使用時の条件も多い。
以上の点から、非殺傷性電磁突撃銃である“Mk.08”より見劣りするとして、連邦軍に制式採用されながら現場ではあまり使われなかった。ただモジュール式とエネルギー効率は優れており、特殊部隊等では重宝されていた。
『Mk.15 Storm rifle』
・全長:850mm
・重量:8.3Kg
・口径:7.52mm
・使用弾:7.52mm Ele弾
・総弾数:25発
・発射形式:F/S
・有効射程:750m(環境による)
次世代型電磁自動小銃。
“Mk.13”での失敗を元に開発された電磁小銃。ストームライフルの一つの完成形とも言われている。
従来のものとは違い、完全にパワードスーツ装着時での運用を想定されており、パワードスーツの電力を銃身内に組み込まれているバッテリーに直接充電する方式が取られている。その為、マガジンバッテリーが廃止された。
充電方法は、銃身のコッキングレバーを模した取手を引く事でパワードスーツのグローブを介して銃把からエネルギーを充電出来る。効率の改善からほとんど一瞬で補充出来る。ただ、しっかり銃把を握っていないとエネルギーが拡散してしまう事がある。更に短時間で連続して充電すると、内部バッテリーがショートしてしまう欠点を持つ。が、それは余程の事態であり、火薬を使う銃でもマガジンを落っことしたり銃身のオーバーヒートという現象もあった事から、取り立てて気にされる欠点でも無い。
他にも口径を大きくしたり、三発バーストを廃止し、アイアンサイトをバックアップの物のみとし専用のACOGサイトを採用されたという点も違う。また、バッテリーを内部に組み込んだ事でモジュール機能が廃止されている。
セミオート時、トリガーを長く絞る事でチャージショットが可能となり、貫通力と威力を上げる事が出来る。その場合、五発分のエネルギーを一気に消費する。
しかし、従来のストームライフル同様、環境により威力が左右されたりストッピングパワーが低い点は改善されていない。物理的に不可能と、最初から改善する気は無かったようだ。他にも予備マガジンを廃した事で、弾切れを起こす度にパワードスーツから電力を供給するのでスーツの電力を大幅に消費してしまう。
こういう欠点はあるものの、『ストーム・アームズ社』独自のエネルギー効率の良さから、バックアップウェポンとして正規軍に採用されている。
ただモジュール機能を求める兵士は、依然として“Mk.13”を使い続けているようだ。
『FF M8』
・全長:950mm
・重量:5.2Kg
・口径:7.62mm
・使用弾:7.62×51mm 対不死人弾
・総弾数:20発
・発射形式:F/S
・有効射程:2000m
連邦軍制式採用バトルライフル。
古くはアーマライト社の『AR-10』を祖先に持ち、その正当な子孫と言われている自動小銃。
『対不死人弾』を使用できる数少ないライフルとして、戦時中はメインアームとして一般兵へ幅広く供給されていた。
口径が大きい割りにフルオート制御が容易で、発射サイクルが落とされているので集弾性も高く指切りでバースト制御が可能。セミオート射撃時、光学照準器を併用すれば一キロ先の目標を狙撃出来ると喧伝されているが、これには狙撃手としての技術が必要なようだ。それでも破格の性能と言えよう。
マウントレールやアンダーバレルに工具無しでアクセサリーを追加出来ることも利点の一つだ。
素人でも簡単に射撃が出来、整備も容易として『US M16』で知られる自動小銃『コルト AR15』以来の傑作ライフルとも謳われているが、これは連邦軍の誇張である可能性が高い。
その証拠に“A1型”は少しの整備不良でも動作不良を起こしやすく、また砂漠地帯や湿地帯等の過酷な環境下での使用に不安が多いという欠点があった。また、使用する弾薬の関係上、弾のカスが溜まりやすくこれも動作不良を引き起こす原因となっていた。その為、使用期間は極端に短かく、現在ではほとんどが倉庫入りか払い下ろしか、マークスマン仕様に改修されている。
後の三発バースト仕様の“A2型”やフルオート仕様の“A3型”では改善策が施されほぼ解消された。
最終型である“A4型”はモジュール型で、それまでのモデルとは一線を画した物と言える。しかし、従来の物よりも段違いに高価で大量生産が難しく、主に特殊部隊にしか配備されていない。
現在では各モデルに共通した改造キットが出回っており、兵士や部隊の特徴に応じた改良が可能である。
今すぐは無くても、いつかは登場するであろう武器達です。




