4位.793ポイント.小説の舞台.ヨーロッパ
作品.公爵令嬢ヘレーネの幸せな結婚
作者.ポメロ 様.全13エピソード.27,574文字
「総合評価 793ポイント 順位 4位」
「宝塚系恋物語が好きな人におすすめ」
この小説の舞台は、1850年代ころのヨーロッパだ
オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に振られる形になった王族の姫を主人公とした幸せありほろ苦さありのライフストーリーとなっている
感動があり余韻が良い
ただし名前が同じ人が登場するので苦手な人には読みにくい
総合評価 ★★★★★★★〇〇〇793/1000ポイント
Aおすすめ度 +100★★★★★★★★★〇好きな人は読むべき
B歴史マニア度 80★★★★★★★★〇〇歴史とずれが無い
B歴史ライト度 -- マニア度で評価
C歴史の深み 76★★★★★★★★〇〇歴史と恋と生涯を描く
Dオリジナリティ73★★★★★★★〇〇〇史実にうまく肉付け
E主テーマ分水嶺74★★★★★★★〇〇〇分水嶺が主ではない
F現代との繋がり60★★★★★★〇〇〇〇やや薄い
G読後感 91★★★★★★★★★〇余韻が良い
Hおもしろさ 87★★★★★★★★★〇セリフに感動
I読みやすさ 60★★★★★★〇〇〇〇名前で混乱
J完成度 92★★★★★★★★★〇読んで満足
「ここがおもしろい」
セリフに想いや気持ちが込められている
「そうだ、どこにだって行ける。ベネチアでも、フィレンツェでも、
新大陸にだってさえ、君の行きたい場所ならどこへでも」
「それなら……案外、悪くないかもしれないわ」
「シシィ、顔を……見せて……」
「あなたには……娘がいるじゃない……」
「この顔を……撮っておいて」
「この写真……燃やさないで。最後の贈り物として、残しておいて……」
セリフだけを並べて読んでも心に響く
作者のポメロ様はどのくらい時間をかけてセリフを考えたのだろうか
セリフで使われる……はこだわりなのか少し気になった
たぶん27,500字を書く以上にセリフを考えることに時間をかけていると思うのでたくさんの人に読んでほしい小説だ
この作品の詳細については以下のURLをご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0147jq/
10項目A~Jの合計1000ポイントで採点
3位以下のポイントは1位と2位の小説のせいで採点の.C歴史の深みの項目を手直しすることになった
評価が低いと感じた作者様には申し訳ない
多くの小説を頑張って読んで自分なりに書いたつもりだ
採点評価は上から目線ぽくなって申し訳ない気がする
うまく書くのが苦手なので許してほしい